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ゲート 代行者かく戦えり
第一部:ゲート 開けり
カルデアの日常&第3偵察隊出陣せん!
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なお、その間信長はショックの余り固まったままだ。


彼の名前は『ダビデ』


カルデア所属のサーヴァントで、クラスはアーチャーだ。
ちなみにメディア(リリィ)はキャスターで、ブーディカはライダーだ。見た目はノースリーブに黒いマフラーと手足に黒い靴下や手袋を着用した好青年で、
元々羊飼いだったからか、狼を追っ払う杖と石投げ紐を持っている。


キリスト教の開祖であるイエス・キリストの先祖にあたる人物であり、イスラエル史上最大の繁栄をもたらした理想の王であるが、彼自身は神の子でも何でもなく紛れもない純粋な一般人である。羊飼いから王になるという豊臣秀吉並みの大出世をした古代イスラエル2代目の王。
かの悪魔を従えたことで有名なグランドキャスター(魔術王)ソロモンの父だ。


性格は見て分かったと思うが、逸話を読めば理解できると思うが大の人妻好きで、自分が損をしないよう上手く立ち回れるように行動したり、何か危険な場所があれば他人を煽てて先に活かせようとしたり、儲け話があれば他人を一口噛ませて道連れにしようと企んだりと、見た目に反して人間の屑であり殴りたくなるような人物だ。他にも経済的・効率的なものが好きで、嫌いなのはその逆である。
しかし、理想の王様であったからか寛容な精神の持ち主であったり、仲間をさり気なくフォローするのが得意であったと、なかなか憎めない人物でもある。




そして彼の後に続いてやって来た青年も、かなり特徴的な姿をしている。まず目につくのが白髪なポニーテールで、次は赤い陣羽織を羽織った黒い和服姿だ。
首から十字架を下げており、褐色の肌がポイントだ。


彼の名前は『天草四郎』


カルデアに所属するサーヴァントの一人で、その中でも珍しいルーラーのクラスである。ルーラーは聖杯戦争における裁定者であり、
聖杯自身に召喚されるマスター不在のサーヴァント。召還される条件は「非常に特殊な形式で結果が未知数な聖杯戦争」と「聖杯戦争によって世界に歪みが出る場合」、基本的に公正中立、どの陣営にも加担しない。ルーラーの選定条件はいくつも存在するらしく、『現世に何の望みもない事』等ハードルが高い条件が多く聖人と認定されている英霊が多い。


これ等の条件に当てはまる英霊は、今のところ彼を除けばジャンヌ・ダルクぐらいだ。彼は江戸時代に起きた一揆「島原の乱」の首謀者とされるキリシタンの少年で、小西氏の旧臣やキリシタンの間で救世主として擁立、
神格化された人物であると考えられており、様々な奇跡(盲目の少女に触れると視力を取り戻した、
海面を歩いたなど)を起こしたという逸話で有名である。


性格はルーラーらしく聖人の性格で、
穏やかで公正を好むとまさに好青年である。だが、意外と熱い情熱を持つ理
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