第一部:ゲート 開けり
カルデアの日常&第3偵察隊出陣せん!
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そう、彼女らはカルデアに所属するサーヴァント達であり、それぞれクラスはキャスター(魔術師)とライダー(騎兵)である。今日は2人とも休日なので自由気ままに過ごしていたのだが、この特地の魔術について勉強していたメディア(リリィ)のお腹がぐ〜と鳴ったので、「お腹すいた? よーし、何か作ろっか!」と子供好きなブーディカは腕によりをかけて何か彼女の為に間食を作ろうと決心し、現在こうしてパンケーキによるティータイムを楽しんでいるのだ。リプトンの紅茶とレモンティーに、
色々とデコレーションが可能な手作りパンケーキ、十分なボリュームだ。
二人はそれぞれ自分の手元に置いてるホットケーキに色々なデコレーションを施して、好きな紅茶を選んで素敵な時間を満喫する。メディアはホイップクリームと蜂蜜、ブーディカは単純にバターのみというデコレーションだ。まだまだ子供染みた側面がある彼女と大人の彼女の味覚の違いが生んだ作品は、どれも元が良い代物ばっかりなので多少の味の違いはあれど美味しいことは間違いない。
そうやって二人がおやつの時間を満喫していると、
「疲れた〜。いや〜有能すぎて自分が怖いわ〜。わしってマジ優秀なサーヴァントじゃね?しっかし、小腹も空いたの〜」
という、どこか間抜けな少女の声が聞こえてきた。その声を聴いてブーディカは食べるのを一旦やめて、新しいパンケーキの調理に取り掛かる。そして部屋に入ってきた彼女はまず室内に漂うホットケーキの匂いに気付くと花をひくひくさせ、次に己の両目で机の上に置いてある2つの小皿の上に盛られた匂いの元を視界に納めると、「おぉ、
何と旨そうなパンケーキじゃ!わしの分も用意してあるかの?」と騒ぎ出したので、メディアは苦笑しながら「ちゃんと信長さんの分もブーディカさんが今準備していますから、少し待っていてください」と言ったので、
彼女は「おぉ!流石カルデアの誇るオカンが一人じゃ!」と喜びを露わにし、大人しく椅子に座り足をぶらぶらとしながら待つことにした。
信長と呼ばれた少女は、これまた特徴的な格好をしている。
まず目につくのは背中に羽織っている大きな真紅の赤マントと全身黒づくめの格好だ。腰まで伸びる黒曜石のような輝きを持つ黒髪に、ルビーのような赤い目、
そして手には自由の民が正式採用しているブッシュマスターACRアサルトライフルを持っている。他にも今は被っていないが、黒い武装親衛隊をイメージする帽子を被っている。
彼女の名前は『織田信長』
彼女もまたメディアたちと同じくサーヴァントであり、実は男性ではなく女性であったとされる日本史を代表する偉人であり、革命児だ。
詳しい事はコハエースで検索してもらいたい。ちなみに軍服っぽい衣装はサーヴァントとして召喚されたおり、趣味で個人的に用意させた
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