第36話 ゆれる世界(前編)
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練を怠るなよ。」
フラガ
「ここで突っ込んだら負けなのか。」
マリュー
「少佐…」
Sideout
Side カガリ・ユラ・アスハ
カガリ
「キラ!
ちょっと…いいか?」
アスラン
「ぇ?ぁぁ…じゃ俺…」
カガリ
「ぅちょっちょっちょっ…」
アスラン
「ぉ?」
カガリ
「いいから…居ろって…いや居てくれ…。」
アスラン
「…」
キラ
「どうしたの?カガリ。」
カガリ
「ぅ…ぅ…これ…」
キラ
「ん?写真?誰の?」
カガリ
「…裏…。」
キラ
「え?カガリ…えっ!?」
写真の裏にはキラとカガリの名前があった。
アスラン
「ぁ…」
カガリ
「…クサナギが発進する時…お父様から、渡されたんだ…。」
キラ
「ぇ…」
カガリ
「お前は…一人じゃない…兄妹も居るって!」
キラ、アスラン
「あっ!」
カガリ
「ハァ…うっ…」
アスラン
「ぁぁ…ん…」
キラ
「ぁ…」
カガリ
「…どういうことだ…?」
キラ
「そんな…僕にだって…そんな…ぁぁ…」
カガリ
「ぅぅ…」
アスラン
「ぁっ…双子…?」
キラ
「とにかく…でも…これだけじゃぁ全然判んないよ。」
アスラン
「この赤ちゃんを抱いてる人は?」
カガリ
「…お前と兄妹って…じゃぁ私は…」
キラ、アスラン
「ぁ!」
アスラン
「ぁぁ…」
キラ
「今は考えてもしょうがないよ、カガリ。」
カガリ
「ぅ…」
キラ
「それにそうだとしても、カガリのお父さんは、ウズミさんだよ。」
カガリ
「キラ…」
光輝
「ヴィア・ヒビキさんだよ。」
キラ、カガリ、アスラン
「えっ!」
キラ
「知っているんですか?」
光輝
「キラ君の母親のカリダ・ヤマトさんのお姉さんだ。」
キラ
「母さんの…。」
アスラン
「カリダさんのお姉さん…。」
カガリ
「アスランも知っているのか?」
アスラン
「カリダさんは母の親友だった。」
光輝
「夫のユーレン・ヒビキさんとメンデルで働いていたがブルーコスモスの襲撃で二人とも生死不明となっている。
その襲撃の際、キラとカガリがメンデルにいる実妹夫婦であるヤマト夫妻に預けられ、
オーブへ亡命した。
しかしキラ君の両親はヤマト夫妻であり、カガリの父親はウズミ殿だ。
カガリ、言っておく。その写真を渡したのは真の父親だからだ。
カガリがどんな選択をしようと受け入れる覚悟がある証拠だ。
キラ君が優しいのも、カガリが真直ぐなのも、親譲りだ。
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