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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
6話『転校生』
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「ま、まあ頑張れ……ただ1つアドバイスするなら」

「するなら?」

「直接好きと告白しても『友達として好き』と勘違いする奴相手なんだと言う事を忘れない方が良い」

「うん」

 何処までこのアドバイスが役に立ったかは疑問だが、そのまま鈴を置いて立去る四季。不安は残るが後は当人同士の問題なのだから、当人達で何とかして欲しいと思う。

 次の休日には量産型νで従来の量産機を相手に試合してみせると言う企業・政府向けのデモンストレーションがあるからその打ち合わせもあるのだし、なるべくそっちに集注したい。



 なお、デモンストレーションは無事に終わり、四季は量産型νガンダムで日本政府の用意した純国産IS、量産型第二世代機『打鉄』相手に完全勝利を飾り、世界初の量産型第三世代機のスペックを世界中に知らしめる事になった。
 打鉄のパイロットは製造元である倉持のテストパイロット……当然ながら四季よりも稼働時間が長い人物だったと付け加えておく。
 正式に日本政府を初めとする各国の政府はDEMの量産型νを購入する事を検討するのだが、これが今後の流れに僅かながら影響を及ぼす事になる。



 そんな世界の動きに関係する事無くIS学園の時は流れ、クラス代表戦の時を迎えるのだった。
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