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ハイスクールD×D復讐と剥奪の王
7話『復讐者とレーティングゲーム』
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いからな」

「待ちなさい!貴方にもゲームに参加したからには、協力してもらわないと困るの!」

「知るかよ。俺は勝手にやらせてもらう」

ブチッ。

受け取った通信機器を握りつぶし、俺は部屋から出ていく。

『開始のお時間となりました。なお、このゲームの制限時間は人間界の夜明けまで。それでは、ゲームスタートです』

その途中、ゲーム開始の宣言を聞いた。

「………小細工も面倒だ。正面突破でクソ悪魔を殺す」

俺は一人、そう呟いて新校舎の入口があるグラウンド方面へと向かう。





























何の邪魔も無く、グラウンドに到着した俺は辺りを見回す。

「あら?人間が一人でここに来るなんて、バカですの?」

頭上からそんな声が聞こえてきた。

その声がした方を見ると、金髪縦ドリルのガキが空を飛んでいた。

「………ガキが俺の相手か」

「………私は誰のお相手もしませんわ。その代わりに、貴方のお相手はこの者達がいたしますわ」

ガキがそう言うと、俺の前に六人の悪魔が現れた。

「人間相手に六人がかりかよ」

俺はそう言って、左腰から日本刀を抜刀する。

「こいつの切れ味も試してみたかったところだ。全員、俺に殺されな!」

「貴様も剣を使うか。ならば、私も全力で貴様の相手をしよう!」

そう言って剣を構えながら、俺に向かって突っ込んでくる甲冑を着た悪魔。

正面から剣を振り下ろしてくる甲冑の悪魔に対し、俺は半歩左に移動しながら、横一線に日本刀を振る。

だが、それを甲冑の悪魔は避ける。

それと同時に俺の前には猫耳の悪魔が二人いた。

その二人は俺に拳を突き出してくるが、速度が遅い。

俺はそれを軽々避け、二人に回し蹴りを当てる。

「ちっ、流石にこの数じゃあ俺が不利か」

「間違っていますわ。不利なのではなく、勝つことが不可能なのですわ」

俺の発言に訂正を直ぐ様入れてきたガキ。

俺が勝つのは不可能だと?

「ふざけるなよ!クソガキ!テメェ等相手に俺が負けるわけがねぇんだよ!」

俺の怒声と共に右手に黒い籠手が現れる。

『 Authorize 』

そして、左手には光の槍が握られる。

「テメェ等を潰して、クソ悪魔を殺す!」

そう言った俺は、光の槍を自分のすぐ前に向けて投げる。

ドォォォォンッ!

爆音と共に砂煙が俺の周りを包む。

俺はその間に刀にある窪みに、ポーチから取り出したあるものーーーーー十字架を二個、嵌め込む。

「このような目眩ましなど無意味だ!」

「いや、十分だ」

俺は一旦刀を鞘に
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