第35話 暁の宇宙(そら)へ
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レータ
「ディビジョンC以外の全要員退去を確認。オールシステムズゴー。
クサナギ、ファイナルローチシークエンススタート。
ハウメアの護りがあらんことを。」
キラ
「アスラン!」
アスラン
「ああ!」
カガリ
「うぅ…お父様ぁぁ…」
キラとアスランはクサナギの外壁に取りついた。
ウズミ
「種は飛んだ、これでよい。オーブも、世界も。奴等のいいようにはさせん!」
光輝
「よく見て置け。これがオーブの意志だ。」
カガリ
「ぁぁ…お父様ぁ。」
光輝
「マスドライバー施設の破壊は必要だ。
決して強者に屈しない姿勢を世界に見せなければならない。
そしてまた攻め込んでもモルゲンレーテを破壊する覚悟がある証明だ。
オーブは二度とマスドライバー施設を作らない。」
カガリ
「え?」
光輝
「次は軌道エレベーター、『アメノミハシラ』を作成するのさ。
このクサナギの発進で加速Gは掛かってないだろう。」
カガリ
「あ!」
光輝
「クサナギもアークエンジェルと同様にミスリル仕様に変更してある。
慣性制御と重力制御が組み込まれている。
実はマスドライバーを使わなくても、大気圏内から脱出出来る。
マスドライバーを使ったのは技術秘匿の為だ。
地球に戻りたければ、バルキリー VF-25 メサイアを使えば、簡単に往復出来る。」
カガリ
「それを先に言え、コノヤロー!」
光輝
「ついでに言うと、学習システムで何時でも連絡取れるからな。
それとアークエンジェルには天使の湯という温泉設備も増設しておいた。」
カガリ
「お前バカだろう。
モビルスーツの装甲の釣り針の次は、温泉設備か。」
光輝
「重力制御の恩恵だな。宇宙を見上げて温泉、最高だろ。」
カガリ
「確かに…。」
キサカ
「カガリ様。」
カガリ
「キサカ、宇宙で温泉入りたくないのか?」
キサカ
「…」
キサカは先程まで父親と別れを悲しんでいた、カガリの変わり身の早さに唖然としていた。
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