第35話 暁の宇宙(そら)へ
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オーブの執った政策を褒めるべきですね。
200万人分の食糧支援から始まり、大西洋連邦に歯向かってまで、
理念を通すそんな政府は他にありません。
また民間軍事プロバイダーを利用して、政軍分離を着実に進めています。」
有識者A
「ええ、ある意味、戦争するより難しいと思います。」
有識者B
「大西洋連邦はオーブと一緒に200万人を殺す事になったかもしれません。」
エクリプス放送ニュースキャスター
「それでは各国の国民の声を紹介していきます。」
Sideout
Side マリュー・ラミアス
マリュー
「離脱命令!?」
ルリ
「はい。アスハ代表よりアークエンジェルは直ちに戦線を離脱し、カグヤへ降りろと連絡を受け取りました。」
ノイマン
「カグヤ?」
ナタル
「オーブの、マスドライバー施設ですね。」
Sideout
Side カガリ・ユラ・アスハ
マリュー
「オーブを離脱!?我々に脱出せよと、そう仰るのですか、ウズミ様?」
ウズミ
「あなた方にももうお解りであろう。オーブは既に問題はない。」
フラガ、マリュー、ノイマン
「…」
カガリ
「お、お父様、何を!?」
ウズミ
「あとの外交は我等が負う。」
カガリ
「ぁぁ…」
ウズミ
「が、地球軍の背後には、ブルーコスモスの盟主、ムルタ・アズラエルの姿がある。」
アスラン
「ぁ…」
ウズミ
「そしてプラントも今や、コーディネイターこそが、新たな種とする、パトリック・ザラの手の内だ。」
アスラン
「…」
キラ
「…」
ウズミ
「このまま進めば、世界はやがて、認めぬ者同士が際限なく争うばかりのものとなろう。
そんなもので良いか!?君達の未来は。
別の未来を知る者なら、今ここにある小さな灯を抱いて、そこへ向かえ。
またも過酷な道だが、解ってもらえような?マリュー・ラミアス。」
マリュー
「小さくとも強い灯は消えぬと、私達も信じております。」
ウズミ
「では、急ぎ準備を。」
マリュー
「は!」
キラ
「…」
カガリ
「…」
オーブ整備員A
「ブースター取付作業急げ!」
オーブ整備員B
「ジャンクション結合。カタパルト接続確認しました。」
オーブ整備員C
「投射質量のデータに変更がある。」
マユラ
「宇宙へ出ることになるなんて…」
ジュリ
「望むところよ…。」
アサギ
「ブルーコスモスめ!」
オーブ整備員D
「各機、速やかに乗艦せよ。」
首長
「クサナギの予備ブースターを流用したものだが、パワーは十分だ。
ローエングリン斉射と
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