第35話 暁の宇宙(そら)へ
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。
ユニウス7から発展したこの戦争も、24万3721名の民間人が亡くなっています。
大量破壊兵器自体を禁止すべきと考えます。
力による支配そのものが人類の過ちです。」
エクリプス放送ニュースキャスター
「ここで次の映像を見てみましょう。」
〜〜録画映像〜〜
ホムラ
「現在の世界情勢を鑑みず、地球の一国家としての責務を放棄し、頑なに自国の安寧のみを追求し、
あまつさえ、再三の協力要請にも拒否の姿勢を崩さぬオーブ連合首長国に対し、
地球連合軍はその構成国を代表して、以下の要求を通告する。
一、オーブ首長国現政権の即時退陣、二、国軍の武装解除、並びに解体、
48時間以内に以上の要求が実行されない場合、地球連合はオーブ首長国をザフト支援国家と見なし、
武力を以て対峙するものである。」
アズラエル
「要求は不当なものであり従うことは出来ない。
オーブ連合首長国は今後も中立を貫く意志に変わりはない。
っは、いやぁ流石、アスハ前代表。期待を裏切らない人ですねぇ。
ほんとのところ、要求飲まれちゃったらどうしようかなぁと思っていたのですよ。
あれのテスト、是非とも最後まで頑張り通していただきたいものですがね。」
…
アズラエル
「あー、君達?」
オルガ
「あぁっ?」
シャニ
「へ?」
クロト
「はい。」
アズラエル
「マスドライバーとモルゲンレーテの工場は壊してはいけません。分かってるね?」
シャニ
「他はいくらやってもいいんだろ?」
クロト
「ですね。」
オルガ
「うっせーよ!お前ら!」
〜〜映像終了〜〜
エクリプス放送ニュースキャスター
「ミスリルからの情報提供です。」
有識者A
「これは戦争と呼べませんね。」
有識者B
「私的な理由です。」
光輝
「今回の戦闘で明らかな国際法違反があります。
・ムルタ・アズラエルは外交権を持っていません。
・同様に軍への指揮権もありません。国防産業連合理事の職ではありますが、軍の指揮権は大統領にあります。委任を受けてない以上、殺人罪が適用されます。
・またマスドライバーとモルゲンレーテの工場は壊してはいけませんと言っている通り、民間施設の破壊を容認しています。
・強化人間への関与は明白で、刑事裁判が妥当でしょう。
決して軍事裁判でうやむやにしないことを大西洋連邦に求めます。
可能なら国際司法裁判所に訴えるべきですが、今は機能していません。」
有識者A
「これは大統領と地球連合軍の統制が取れていない証です。
大統領や地球連合軍の幹部にも責任があります。」
有識者B
「国防委員会も同様ですな。」
光輝
「それにしても、
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