第1章 スタンダード次元篇
ペンデュラム召喚
第3話 唸る怒涛の炎撃 リボルバー・エッジ・バーミリオン・ドラグーン
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になってしまい、沢渡の凶行を防ぐことができなかった。
その後、柚子たちを人質に取られ、遊矢は沢渡とアクションデュエルをすることになった。
沢渡はさっそく、奪ったペンデュラム召喚で遊矢を追い詰めるが、遊矢のカードを信じる想いが起こした奇跡により、見事ペンデュラムカードを取り戻し、逆転勝利を収めた。
そして今度は力ずくで奪い取ろうと強硬手段に打って出た沢渡から遊矢を救ったのが、この素良だった。
そして、遊矢を師と仰ぎ、いまに至るまで遊矢に付きまとい始めたのだ。
―○●○―
あれから素良の付きまといぶりは激しく、学校どころか、トイレにまで現れる始末。
そこで、アクションデュエルで決着をつけることになった。
遊矢が勝てばもう付きまとわず、弟子入りもなし、素良が勝てば弟子入りという条件で始まったアクションデュエル。最初は遊矢のペンデュラム召喚で遊矢が圧倒していた。
『融合召喚! 現れ出ちゃえ!』
だが、素良は融合召喚の使い手であり、素良が融合召喚を行ってからは、遊矢が圧倒され、追い詰められてしまう。
『《オッドアイズ》はエクストラデッキの中だ!』
追い詰められた遊矢だったが、フィールドから墓地に送られるペンデュラムモンスターはエクストラデッキに行くという新たに発覚した特性でピンチを乗り切り、そのペンデュラムモンスターをエクストラデッキからペンデュラム召喚を行うことで見事に逆転勝利を収めた。
「約束、覚えてるよな? 俺が勝ったから、おまえを弟子にはできない──」
「フフフッ! おもしろい! すっごいおもしろかったよ! 遊矢とのデュエル!」
「はぁ??????て、それに、なんで呼び捨て??????」
「弟子にはしてくれないんでしょ? だったら僕、遊矢の友達になる。友達なら、呼び捨てでいいよね?」
「えっ!? 勝手に何を言って──」
難色示す遊矢の言葉をデュエルコートに入ってきた修造が遮る。
「そうかそうか。二人は友達になったのか! 塾生の友達は皆塾生!」
ずいぶんと強引な持論を掲げながら、修造は素良に入塾を促す。
「どうだ、キミ。我が遊勝塾に入らんか!?」
「いいの!? こっちのほうが、LDSなんかよりもずっと楽しそうだし!」
素良も遊勝塾への入塾は乗り気だった。
「いよーっし! それじゃあさっそく、申込書を持ってくるからな!」
そう言い、修造はその場から駆け出していった。
「??????やれやれ」
「いいじゃねぇか、遊矢。仲間が増えるのはいいことだろ?」
龍牙は遊矢の背中を叩きながら笑みを浮かべて言う。
「そうだけどさ??????そういえば、素良」
「何、遊矢?」
「おまえ、LDSの生徒じゃないな
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