第34話 アスラン
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Side カガリ・ユラ・アスハ
フラガ
「ハァ…」
マリュー
「私達の出番ありませんでしたね。」
カガリ
「みんな!良くやってくれた!」
フリーダムとジャスティスが軍本部の近郊に着陸する。
フラガ
「ぁぁ…」
カガリ
「ぁっ…」
キサカ
「ぉ…」
カガリ
「ぁっ…ハァ…」
キラとアスランは搭乗機から降りてくる。
アスラン
「…」
キラ
「…」
キサカ
「あの時のザフト兵…」
カガリ
(アスラン!)
オーブの軍人達がアスランに銃口を向ける。
キラ
「彼は敵じゃない!」
カガリ
「ぁっ!」
アークエンジェルクルー達
「「…」」
キラ
「…」
アスラン
「…」
カガリ
「ぁ…ぁぁ…」
キラ
「…」
アスラン
「…」
トリィ
「トリィ!トリィ?」
アスラン
「…」
キラ
「やぁ、アスラン。」
アスラン
「キ…ラ…」
カガリ
「ぉっお、お前らぁーー!」
カガリは二人に飛びついた。
キラ
「あっ…カガリ!」
アスラン
「ぁぁ…」
カガリ
「この…ばっかやろう!ぅ…ぅぅ…」
キラ
「…」
アスラン
「…」
キラとアスランは目で確認しあう。
その顔には険が取れて微笑み合っている。
Sideout
Side アスラン・ザラ
アスラン
「しかし…それは!」
キラ
「うん。大変だってことは解ってる。
ありがとう。」
カガリが二人の飲み物を運んできた。
キラは二つ受け取ると、一つをアスランに渡した。
アスラン
「すまない。」
キラ
「でも、仕方ない。僕もそう思うから。
カガリのお父さんの、言う通りだと思うから。
オーブが地球軍の側に付けば、大西洋連邦は、その力も利用して、プラントを攻めるよ。
ザフトの側に付いても、同じことだ。ただ、敵が変わるだけで。
それじゃあしょうがない。そんなのはもう、嫌なんだ。僕は、だから…」
アスラン
「しかし…!」
キラ
「アスラン。戦わないで済む世界ならいい。」
アスラン
「ぁー…」
キラ
「そんな世界に、ずっと居られたんなら…でも、戦争はどんどん広がろうとするばかりで…。」
〜〜回想〜〜
ザラ
「勝つ為に必要となったのだ、あのエネルギーが!」
〜〜回想終了〜〜
キラ
「このままじゃぁ本当に、プラントと地球は、お互いに滅ぼし合うしかなくなるよ。」
アスラン
「…」
キラ
「だから、僕も戦うんだ。」
アスラン
「キラ…」
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