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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第34話 アスラン
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タル
「え!」

ルリ
「落ち着いてください。津波はディストーションフィールドで弾かれます。」

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Side ムルタ・アズラエル

連合軍旗艦オペレータA
「オーブ、アルテミスの傘展開!」

アズラエル
「なに?」

連合軍旗艦オペレータB
「飛来物落下により、津波発生、30秒後にこちらに来ます。」

連合軍旗艦艦長
「総員、何かに掴まれ!」

ブリッジクルー達
「わあーー!」

連合軍旗艦オペレータB
「第二波発来ます。」

ブリッジクルー達
「ぎゃあーー!」

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Side カガリ・ユラ・アスハ

ウズミ
「アルテミスの傘、展開解除!」

オーブ司令部オペレータA
「は!アルテミスの傘、展開解除!」

Sideout



Side ジェフリー・ワイルダー

ワイルダー
「全軍、連合軍の捕獲開始!」

S.M.S隊員達
「「Yes, Sir!」」

Sideout



Side ムルタ・アズラエル

連合軍旗艦オペレータC
「敵、艦内に侵入!」

艦内では爆発音と閃光が放たれた。
音響閃光手榴弾である。

連合軍旗艦艦長
「応戦しろ!」

艦橋にも複数の音響閃光手榴弾が投げ込まれた。
艦橋にいた全員が閃光と大音響で一時的麻痺を起こしている。
S.M.Sの隊員達は艦橋を制圧した。

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Side カガリ・ユラ・アスハ

ワイルダー
「地球連合軍艦隊に告ぐ、旗艦の艦橋を制圧した。
武器を放棄し、こちらの指示に従え!
繰り返す、旗艦の艦橋を制圧した。
武器を放棄し、こちらの指示に従え!」

オーブ指令室
「「おー、やったー!」」
「「かったぞ!」」

ウズミ
「一時の勝利、これからの後始末が大変だ。」

カガリ
「お父様。」

ウズミ
「全てはコウキ殿の戦略だ。
これから外交交渉などの勝負となる。
これを機に大西洋連邦を孤立化せねばならない。
まあそれも、コウキ殿の戦略だがな。」

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Side アスラン・ザラ

アスラン
「どうして…。」

キラ
「コウキさんが呼んでいます。ジャスティスのパイロットがアスランの筈だから、
僕に呼びに行かせたんだと思います。」

アスラン
「分かった。
俺は…その機体、フリーダム奪還、或いは破壊という命令を本国から受けている。
だが今、俺はお前と、その友軍に敵対する意志はない。」

キラ
「…アスラン…」

アスラン
「話が…したい…お前達と。」

キラ
「アスラン。」

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