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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
5話『クラス代表決定』
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」
そんな四苦八苦している一夏と秋八の隣に何時の間にか降りてきた四季がそうアドバイスする。
「そうですわ、イメージは所詮イメージ。自分がやり易い方法を模索する方が建設的でしてよ」
「なるほど、ありがとうオルコットさん」
そんな四季のアドバイスに補足説明するセシリアに礼を言う秋八。
「そう言われてもなあ。大体空を飛ぶ感覚があやふやなんだよ。なあ、四季、お前はどう言うイメージで飛んでるんだ?」
「どう言うって……『飛ぶ事は当然』って感覚で……寧ろ難しい事は考えずに、だな」
正しくはヴァンデモンやらウォーグレイモンやらデュークモンやらと言った人型のデジモンの姿を元にガンセイヴァーの動きを参考にしているが、基本的なイメージ元は前述の空中で戦う事が当然な人型のデジモンの姿だ。
「それ一番難しくないか?」
「……考えすぎない分自由に飛べるって訳か……」
「流石ですわ、四季さん」
呆れ半分尊敬半分と言った様子な一夏、納得している秋八、尊敬している様子のセシリア。
「理論もありますし、それを説明しても構いませんが、長いですわよ? 半重力力翼と流動波干渉の話しになりますもの」
「パス、聞いたら変に意識しそうだな」
「そう、残念ですわ。ふふっ」
逆さまで胡坐の体制でフワフワと浮いている四季が米神を抑えながらセシリアの言葉に答える。……Hi−νガンダム・ヴレイブがそんな事をしている姿をイメージすると結構シュールな姿だ。そんな四季に微笑むセシリア。
「秋八っ! 何時までそんな所に居る! 早く降りて来い!」
そんな時、箒の声がやけに大きく響く。地上とはかなり距離が離れており、彼女の肉声が届くはずは無いと思って地上を見てみると、真耶のインカムを強奪してそれに怒鳴っていた様子だった。
インカムに向かって怒鳴っている箒と、オロオロとしている真耶。そんな状況も千冬の出席簿チョップを叩き込んで事態を収拾していた。
「五峰、お前が良く出来るのは分かったが、これは授業だ! 何時までも遊ぶな!」
「はい」
流石に良く出来ているとは言え完全に空を飛ぶ事を楽しんでいた四季を叱責する。……傍から見た飛行技術自体は見事だが授業中に半ば遊んでいたのは拙かったと反省する。
普段が実戦を前提としているだけにこう言う基礎訓練にさえならない基本技術の訓練は遊びに近い。
「五峰、オルコット、織斑兄弟。次は急降下と完全停止をやってみろ。目標は地表から10cmだ」
千冬が次の指示を出す。急降下は兎も角……教官であるガンセイヴァーの超苦手分野の停止である。
「了解です。では四季さん、お先に」
最初にセシリアが急降下し、ジャスト10cmで完全停止して、上空に居
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