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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
5話『クラス代表決定』
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な状況を逃してしまったのだから、不運としか言い様が無いだろう。
まあ、内心『絶対に一緒に訓練させて貰おう』と燃え上がっていたりするセシリアだが、
「貴様、秋八の言葉を無碍にするのか!?」
「それで給料貰っている訳だしな」
そんな四季へと箒が噛み付いてくるが、あっさりと斬り捨てる。それで毎月給料を貰っている身の上としては疎かに等出来る訳もない。
まあ、毎月の給料の他に『親の責任』と言う事で生活費に小遣いも貰っていたるしている時点で、給料は遠慮するべきかと思っているが、『彼女との結婚資金とデート費用とでも思って貰っとけ』と言って無理矢理渡されている。
「貴様っ!」
激昂して殴りかかってくる箒に反応して立ち上がって迎撃しようとすると、
「座れ、馬鹿共!」
それよりも早く箒の頭を叩いていた。……正しくは四季の頭も殴ろうとしたのだが、寸前のところで回避されていたりする。
(危なっ! 一瞬でも反応が遅れたら危なかった)
風圧が前髪を揺らす中、一m先を千冬の拳が通り過ぎていく感覚を四季はそう評する。確かに『英雄』にこそ劣り、教師生活からのブランクは有るだろう。だが……それでも『世界最強』の称号は伊達ではないと言う事だろう。まだまだ四季の先を歩いている。
「……何故私だけ……」
「お前が先に手を出したんだろうが」
そして、小さく『他の先生方ではお前には強く出れんだろうからな』と呟く。……『篠ノ之束の妹』……本人は自覚していない……と言うよりも自覚していたとしても否定しているだろうが、それは確実に彼女に対する特権を与えている。
「下らん揉め事は十代の特権だが、生憎今は私の管轄だ、自重しろ」
そう言った後、千冬は四季へと視線を向け、
「お前もクラスの一員だ、時々で良いから協力しろ」
「……………………はい」
納得できる言葉に多少躊躇しながらも返事をする四季だった。そもそも、四季としては一夏に協力することには文句は無いのだし。千冬の狙いが分からないのが不安だが、一応そう返事をしておく事にした。
本当に寮に入れたがっていた先日からの変化が気になる所だが。
(……専用機がもう一機か。良し、それならばもう一機有っても良いだろう。ちゃんと色もアイツの好みに塗り替えた。少しでも四季に寮に入っても良いと思わせなければ)
無理矢理入れるのを止めて地道に四季の心境を変えようと作戦を変えた訳だった。
第二グラウンド……ISを使っての実技授業
「では、これよりISの基本的な飛行操縦を実践して貰う。五峰、オルコット、織斑兄弟。先ずはISを展開してみろ」
四季とセシリアと一夏と秋八はISを展開する。セシリア
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