第33話 決意の砲火
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「…」
ウズミ
「パナマを落とされ、もはや体裁を取り繕う余裕すらなくしたか、大西洋連邦め!」
首長A
「既に、太平洋を連合軍艦隊が南下中です。」
ホムラ
「欲しいのはマスドライバーとモルゲンレーテですなぁ。」
首長B
「が、いくらこれが筋の通らぬことと声高に叫んでも、もはや大西洋連邦に逆らえる国もない。」
首長C
「ユーラシアは既に疲弊し、赤道連合、スカンジナビア王国など、最後まで中立を貫いてきた国々も既に連合じゃ。」
首長D
「我等も選ばねばならぬ時、ということですかな。」
首長E
「事態を知ったザフト、カーペンタリア基地からも会談の申し入れがきておりますが…。」
ウズミ
「どうあっても世界を二分したいか、大西洋連邦は、敵か味方かと!
そしてオーブは、その理念と法を捨て、命じられるままに、与えられた敵と戦う国となるのか!」
首長達
「…」
ウズミ
「連合と組めば、プラントは敵。プラントと組めば、連合は敵。
例え連合に降り、今日の争いを避けられたとしても、明日はアラスカの二の舞ぞ!」
首長達
「…」
ウズミ
「陣営を定めれば、どのみち戦火は免れぬ!」
首長E
「解っております。しかし…」
ホムラ
「ともあれ避難命令を…。」
首長E
「ホムラ代表…」
首長C
「子供等が時代に殺されるようなことだけは、避けたいものじゃが…。」
Sideout
Side アスラン・ザラ
アスラン
「ん?」
マルキオ
「どうしましたか?」
子供達
「ぁぁ…マルキオ様!」
アスラン
「ぁぁ…」
Sideout
Side コジロー・マードック
整備員
「え、艦長が?」
マードック
「おーい、全クルー集合だってよ!」
Sideout
Side 街頭モニター前の市民達
オーブニュースキャスター
「間もなく、政府より重大な発表があります。
国民の皆様はどうか、どなたもこの放送をお聞き逃しのないようご注意下さい。」
Sideout
Side マリュー・ラミアス
マリュー
「現在、このオーブへ向け、地球連合軍艦隊が進行中です。」
アークエンジェルクルー達
「えぇ!?」
マリュー
「地球軍に与し、共にプラントを討つ道を取らぬというのならば、ザフト支援国を見なす。それが理由です。」
トノムラ
「なんだそりゃ!」
アークエンジェルクルー達
「…」
マリュー
「オーブ政府は、あくまで中立の立場を貫くとし、現在も外交努力を継続中ですが、
残念ながら、現状の地球軍の対応を見る限りにおいて、
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