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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
4話『決別への宣戦布告』
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そくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそ! あの屑がっ!)
表向きの言葉と表情とは別にその目には憎悪を宿しながら心の中で怒りをぶちまけていた。……表向きのキャラクターを崩さない為に心の中で絶叫するしかないが、
(計画通りとは言っても本当に屈辱だよ、これはっ!!! 最悪の結果だ! あんな屑に! みんなの前で! このボクが負けるなんて!)
憎悪に満ちた視線をピットに戻っていく四季へと向けて心の中で絶叫する。
(四季ィ! この屈辱は何千倍にして返してやる!!! オレの目の前に絶対這い蹲らせてやる!!!)
その後に行なわれた秋八とセシリアの試合では苦戦しながらも僅差で秋八がセシリアに勝利した。
試合内容は終始圧倒されていた秋八が辛うじて零落白夜を決める事ができ、運良く勝利する事が出来た。……いや、秋八にとっては一夏と四季の試合から対策を立てた結果の勝利だったのだが、最初の試合で見せた四季の勝利に比べると、劣っていると言われても仕方ない試合だった。
(くそっ! 本来なら、ぼくが代表候補生の彼女に勝って才能を見せ付けている所だって言うのに!!!)
誰も居ない通路で勝利者であるはずの秋蜂は苛立ちながら拳を壁に叩き付ける。これで一夏と四季の試合を残した試合結果は、
四季……2戦2勝0敗
一夏……2戦0勝2敗
秋八……3戦2勝1敗
セシリア……3戦1勝2敗
と言う結果になった。残すは此処まで勝ち星の無い一夏と全勝の四季の試合のみ。誰もが四季の勝利で代表決定戦が幕を閉じると予想していた。折角の男性操縦者同士の試合と言っても此処まで圧倒的な強さを見せている四季の敗北を予想する方が難しいだろう。
逆に四季に順ずる戦績の秋八の評価は天才と呼ばれていた彼の普段の評価を落すのに十分すぎほど無様なものだった。
……普通に戦って勝てたのは同じ素人の一夏相手にだけ、四季相手には終始圧倒されてギブアップした、セシリアには運良く勝てただけのマグレ勝ち。
……天才と言う彼に対するコレまでの評価を知っていたらしい一部の観客達からは、『この程度?』と言う失望の視線が向けられていた。
(四季ぃ!!! 何処までぼくの邪魔をすれば気が済むんだ、あいつはぁ!)
本来ならばセシリアに勝利した事で汚名返上する予定だった。……Hi−νガンダムの力を知っているから、接近戦特化の黒式では不利だと思ったからこそギブアップする予定だった。
だが、結果
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