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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
4話『決別への宣戦布告』
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察を止め、次の一夏と秋八の試合へと考えを其方へと向ける。
「せめて、あの悪趣味な色を塗り替えてから寝言を言え、モノクロは嫌いなんだよ」
流石に鬱陶しいと思ったのか千冬に対してそう言い切る。思いっきりOTZな体制になっているのは……恐らくだが、一夏達の専用機の色を決めたのは千冬だったのだろう。
(やっと静かになった)
問答無用で千冬を黙らせると秋八と一夏の試合へと意識を戻す。どちらが次の対戦相手かは知らないが、少しでも情報を得ておく事に越した事は無い。
30分の休憩を挟んだ一夏と秋八の試合、それは……
(……Hi−νガンダムだって……。あれは……あのアムロ・レイの最強のガンダムじゃないか!? そんな物を何でアイツが)
そんな苛立ちと共に黒い白式……黒式を纏った秋八がそんな事を考えていた。四季のHi−νガンダム・ヴレイブを見た瞬間からそんな苛立ちを覚え続けていたのだ。
「よし、始めようぜ、秋八!」
「そうだね。でも、最初は手加減してくれないかな? 流石にまだぼくは一次移行してないんだからさ」
そんな穏やかな会話と共に始まった二人の試合だが、秋八の黒式の一次移行が完了するまでの間は終始一夏が押していたが、秋八側の一次移行が完了してからは同じ特種スキル零落白夜同士の戦いとなった。
その結果、序盤から零落白夜を使っていた一夏が再び自滅する結果に終わり、秋八の勝利となった。零落白夜……その最大の欠点は外せば外すほど敗北に一歩近付くと言う点である。
……どこぞの妖獣デジモンの必殺技を想像させてくれる……。
『ギチ……?』(どこぞの妖獣デジモン)
最もそっちは命中すれば回復できるが。
そして始まるのは四季と秋八の試合。共に一勝している秋八と四季。……一試合だけしかしていないが共に全勝同士の試合、同時に男性操縦者同士の試合となれば盛り上がらないわけが無い。代表候補生に勝った四季と天才と呼ばれている秋八の試合は当然ながら注目が集まる。
対峙するのは黒と青。四季の専用機のHi−νガンダム・ヴレイブと秋八の専用機の黒式。
「やあ、こうして試合するのは久し振りだね、四季」
「…………」
「君が引き取られて何年も会わなかったけど、前の面影なんてすっかりなくなったね」
秋八の言葉に無言で睨み付ける事で返す四季。シールドを背中にブースターとして装着し、ビームライフルとハイパーバズーカを両手に装備している。
それに対して秋八は雪片と同系列のブレードを持って立っている。……一夏と同じ雪片の同系統の武器なのだろう。
(……あいつも以前とは比べ物にならない位む強くなった。しかも、専用機はHi−νガ
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