第一章:旧校舎のディアボロス/初覚醒のスレイヴ
Change4:悪魔と機人〜Those who changed their destiny〜
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俺とイッセーは今リアス先輩の使い、木場にオカルト研究部に案内されていた。
そしてしばらく歩いていると、この駒王学園の旧校舎が見えてきた。しかし旧校舎
は傷ひとつなく窓ガラスもまるで手入れがされているようなほど綺麗だった。
そして俺たちは木場に案内され二階にある一つの扉の前に止まった。
「オカルト研究部?」
イッセーが疑問を持ったような声で呟く。
まあいま、仕方ないこの学園にはオカルト研究部なんて部活存在しないからな。
「部長、二人を連れてきました。」
『わかったわ、入ってきて頂戴。』
リアス先輩らしき声が聞こえると木場が扉を開けて俺たちをオカルト研究部の部室に入れた。正直入ったとき俺は少し驚いた。部屋の壁、天井、床に謎の文字が書かれていた。そして魔方陣のような模様も描かれている。
「シンこれ・・・・・」
「言いたいことは解る。正直俺もよく判らない。」
全く呼び出されたと思ったら、こんな奇妙な部屋とは。
俺は部屋を見渡すとこの部屋にあるソファーに一人の女性が羊羮を食べていた。
確か一部の女子や男性の人気を持っている、搭城小猫だったか。
すると俺の視線に気づいたかことらに顔を向けてきた。
「ああ、どうも。」
それにしても、辺りを見回すとある意味凄いことになっているな。
学園のマスコット搭城小猫、学園の王子木場祐斗、そして三大お姉だったかな、その内の二人、姫島朱乃、リアス・グレモリー。
「ヤバい、心臓が止まりそう・・・」
この通りイッセーは緊張で固まっている。
「あらあら、緊張なさらずに、姫島朱乃と申します。以後お見知り置きを」
「はい、二年の神無月進です。」
「は、はじめまして!!兵藤一誠です」
そして俺とイッセーと姫島先輩との挨拶を見て頷くと立ち上がり、こちらに話始めた。まあ内容は大方この前の件だろうが。
「さてこれでメンバーは揃ったようね。兵藤一誠君、神無月進君、私たちは貴方たちを歓迎するわ・・・・・・“悪魔“としてね。」
さて、これからだが。
「は、はい?悪魔・・・ですか?」
「ええ、そうよ」
まあ、俺もイッセーと同じ気持ちだ。正直悪魔なんて一般常識から見れば空想が生んだ只の偶像だしな。
「話はするとして、立ち話もなんだからそこのソファーに座ってちょうだい」
「はい、失礼します。」
「は、はい、わかりました」
取り敢えず俺とイッセーは空いているソファーに腰を掛けた。
「単刀直入に言うわ。私達は悪魔なの、ちなみに兵藤一誠君貴方も悪魔よ」
取り敢えずリアス先輩がこの前の出来事や悪魔そして昨日の女の正体、堕天使について話してくれた。どうやらこの世界では天使、堕天使、悪魔が戦争して
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