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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
3話『青い雫と青き勇者』
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イフル『スターライトMk−U』を切り裂く。
「ス、スタビライザーでは無かったんですの!?」
「ブレードと兼任しているんでな!」
武器を破壊される直前に手放し、爆発に紛れて距離を取るセシリアだが、
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
四季は爆煙の中に躊躇無く飛び込み、その先に居るセシリアへとブレードを振り下ろす。
「甘いですわ!」
「っ!?」
そんな四季の狙いを読んでいた様に近接戦闘用の武装と思われるレイピアによる刺突が四季を襲う。急加速をしていた為に彼女の刺突はカウンターの形となり、四季の一閃は大振りになりセシリアに避けられ、逆に彼女の刺突は四季の
SE
(
シールドエネルギー
)
を削る。
「レイピア……接近戦用の武装って訳か」
「ええ。フェンシングは英国貴族の嗜みですわ」
そう答えるセシリアに思わず苦笑いしてしまう。
中距離型のブルー・ティアーズの接近戦用の武装と言う事でナイフや短めの剣等を予想していたが完全にレイピアとは予想外だった。
何気に元々ブルー・ティアーズの近接戦闘用の武装は四季の予想の範囲内だったが、過去に出会った憧れの相手……真紅と銀の二人の騎士を従えた騎士王の姿に憧れ、フェンシングを学んだり、近接武装をレイピア型にしたりと本来の歴史の流れから外れていたりする。
「それでは……参りますわ!」
「甘い!」
横に飛ぶ事で突きを避けると、ブレードを振るってセシリアのレイピアを打ち払おうとするが、弾かれた勢いを逆に利用して一回転すると、四季の腰の辺りを狙った一撃が放たれる。
「悪いが……」
素早くブレードを背中へと振り払い、完全に不意打ちとなって放たれたそれを虚空へと逸らす。
「接近戦はオレの方に部があるな」
「ええ、その様ですわね。ですが……」
そう言いながら回羅旋斬の構えを取る四季だが、セシリアは彼の姿を見ながら不敵な笑みを浮かべる。
「かかりましたわね? ブルー・ティアーズは4機だけではなく……」
「っ!? しまった! ……なーんてな」
「ブルー・ティアーズは六機ありましてよ!」
腰の部分に装備していたミサイルの直撃を受け、四季の姿が爆煙に包まれる。それによって誰もが勝利を感心するが……
「七星天剣流……」
爆煙を切り裂いて回転させたブレードが巻き起こした竜巻がセシリアへと向かう。
「“飛槍突斬”!!!」
「キャァァァァァァァァァァ!!!」
ISの持つ完全防御は四季の放った七星天剣流の技の1つ『飛槍突斬』の破壊力から登場者を守ったが、その代償としてSEを失う。されでも完全に衝撃までもは0には出来なかった様子であり、吹飛ばされていく。それと同時に響き渡るアナ
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