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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第32話 正義の名のもとに(後編)
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無知による事故や犯罪などの失敗を社会的に整える必要があります。
また政府による情報操作が問題になります。
コーディネイター全てを、ただ悪として片付けてはいけません。
エクリプス放送局も重要になります。
政府による情報規制などで縛られない、客観的な放送を行う事により、
国民へ真実を知らしめなければいけません。」

ナタル
「そんな事まで考えていたの。」

フラガ
「へぇー、凄いじゃないか。」

ウズミ
「わしは先に聞いていたから、知っているが。
カガリ、よく聞いておくのだぞ。
これは未来を担うお前達へのコウキ殿からの指針だぞ。」

カガリ
「はい、お父様。」

コウキ
「後先考えずに、突っ走るカガリの性格は今は非常に良いと思うよ。
国民や其処に生活する人の心情を理解しようと努力している結果だ。
君には素晴らしいお父様がいる。その後ろ姿をよく見て置く事だ。
キサカさんのような良きアドバイザーもいる。キラ君もいる。
そしてプラントではアスランと知り合えた。
オーブが落ち着いたら、ラクス・クライン嬢も紹介するよ。
君には学習システムがある。今は偉大な父親に劣等感を持っているようだが、
ウズミ・ナラ・アスハ殿が何を見て、何を考えて、決断したのか。
AIシステムが補佐をやってくれる。君は若いんだ、焦らずにゆっくりと時間を掛けるんだ。
大事な事は父に憧れるのではなく、自分らしさを大切にするんだ。」

カガリ
「はい、私らしく…。」

ずっとさがしてた、こんなEMOTION♪〜
(挿入歌:機動戦艦ナデシコ、私らしく)

光輝
(なんか変な電波が…)

キラ
(僕にも聞こえた…)

フラガ
(息抜きしてるんじゃない)

光輝
「道徳なき商業は、経済の語源として経世済民があります。
エクリプス社は広く薄くをモットーにしています。
利益追求をするのでなく、経済を通して民を救う事、
一つのパイを取り合うのではなくパイ自体を大きくしていきます。
競合する他社は蹴落とすのでなく、時には資本参加をし、健全な企業へと再生していく予定です。
軍事部門へはモルゲンレーテに協力しているL.A.I社も進出します。
これは大量破壊兵器を開発している他社への牽制と弱体化が狙いです。
過去の歴史にあるように、政府と軍産複合体が癒着して、戦争した経緯があります。
ムルタ・アズラエルの様に財閥と権力が結び付くとロクな事がありません。」

フラガ
「ブルーコスモスか…。」

光輝
「言わずもがなですね。
人間性なき科学は核兵器やNジャマー、コーディネイターなどがあります。
遺伝子操作は遺伝病などへ役立つ場合もありますが。
人間の欲望のまま追求した結果、社会に混乱を招きました。」
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