暁 〜小説投稿サイト〜
カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:22 ヴァンガードの熱い夏
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

カムイの言葉に困ったように肩を落とすタイガ
「俺様達も行き詰ったときは、こうやってみんなで合宿したもんだ、特にここは、最初に合宿した場所でもあるんだぜ」
「なんだか懐かしいね」
当時を思い浮かべて笑うエミ
シオンやアム、ミツキやルーナの姿もある
「あ、あのぉ」
困ったように手を上げるのは先日タイガにルールを教わっていたコユキ
「いいんでしょうか、私まで来ちゃって」
「いいのいいの、私が誘ったんだもん」
そう言って彼女の肩を組むミツキ
楽しそうにはしゃぐ彼女たちを見てタイガはため息をこぼすが
「ま、やれるだけやってみるか」
彼の言葉に賛同してメグミとハジメも頷く

「で?」
タイガは赤の海パン姿で近くの海岸へとやってきていた
「なんで海!?」
「息抜きも大切だぞー」
オレンジの海パン姿で戸惑うタイガに声をかけるカムイ
「いや!しょっぱなから息抜きって何ですか!」
戸惑うタイガに対してにやけながら指をさすカムイ
その意図が理解できず目を丸くするタイガだったが次の瞬間
「それーっ!」
紺のビキニを着たエミが両手で巻き上げた水を思いっきりかけられる
「肩の力を抜いて、リラックスリラックス」
「目に入った」
黒の海パンを着たハジメと赤いビキニにデニムの短パンを組み合わせた水着を着ていたメグミはそんな彼の姿を見て笑っていた
そんなチームメイトの姿を見たタイガは一瞬キョトンとしながらも
「なに笑ってんだよ」
といって二人に水をかけるため特攻していった
「楽しそうだね」
「うん」
ミツキとコユキもそんな光景を見ながら笑いあっていた
ちなみにミツキは黄色いワンピース、コユキは白のセパレート水着だ

海で遊んだあとはみんなでお昼ご飯の用意
ミツキが手際よく魚をさばいているとルーナとコユキが感嘆の声を上げる
メグミはエミやアムと一緒にお米を研いでいる
シオンとカムイが手際よく薪を割っていた
タイガやハジメも多少手間取りながらも手伝っていた

「完成―!」
「あれ?タイガさんは?」
「あ、ハジメもいない」
「あの二人ならロッジだ、包丁で指を切ってな」
そう言って笑いながらロッジの方を指さすカムイ
その言葉にアムとルーナは肩を落として苦笑していた

「いただきまーす」
タイガ達の手当ても終わりみんなで昼食
楽しそうな光景にタイガも自然と笑顔とになっていた
「どうだ?たまにはこういうのもいいだろ?」
「そうですね、悪くないです」
そう言ってタイガがミツキの捌いた刺身を食べていた
「さ、お昼御飯が終わったらいよいよ特訓よ」
エミが手を叩いて宣言する
タイガ達もそれを聞いて気合が入っていた

「なるほどな」
タイガの悩みを聞いたハジメとメグミは彼のデッキの中身を眺めな
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ