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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第31話 正義の名のもとに(前編)
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「パナマのマスドライバー施設が破壊されたのは知っているな。」

フラガ
「何が破壊だよ。お前がやったんじゃないか!?」

光輝
「失敬な、段取りをしただけだ。スイッチを入れたのは地球軍の将校だぞ。」

フラガ
「チッ、それで?」

光輝
「地球軍にはマスドライバー施設はもうない。」

ナタル
「ザフト軍のカーペンタリア基地かオーブのマスドライバー施設だけですね。」

光輝
「ああ、カーペンタリア基地にはスピットブレイクの降下した部隊と帰投した部隊、
それと拝借していた、モビルスーツ並びに潜水母艦を返している最中だ。」

マリュー
「地球軍はオーブを標的にする可能性があるわね。」

光輝
「可能性ではない、元より地球軍は中立国に圧力を掛けていた。
今回、大西洋連邦とユーラシアの間に楔を打った。
軍事力は連携するとしても、国民感情は離れる。
そこで大西洋連邦がオーブへ攻め込む。
オーブが勝てば、他の中立国だった赤道連合やスカンジナビア王国、
汎ムスリム会議も大西洋連邦と距離を取る。
プラントとユーラシア連邦、東アジア共和国には、
アフリカ連邦樹立容認とオーブ連合首長国等に不可侵条約と貿易協定を結ばせる。
ユーラシア連邦や東アジア共和国は戦争で疲弊しているし、
今回の顛末を知れば現政権では不可能でも次の政権では可能であろう。
既に反大西洋連邦派の議員達の囲い込みを行っているし、
オーブのウズミ・ナラ・アスハ殿がそのように動いている。
第一経済が復興するなら、大西洋連邦にくっ付く意味がない。」

フラガ
「オーブ政府はその計画を容認しているのか?」

光輝
「ウズミ・ナラ・アスハ殿とプラントのシーゲル・クライン氏には伝えてある。
この戦争は大西洋連邦とオーブではない。ミスリルとだ。」

ナタル
「それで勝可能性は?」

光輝
「ヒントは、大西洋連邦にはモビルスーツを搭載出来る潜水艦がない。
またムルタ・アズラエルが旗艦に搭乗する。
全く甘えたガキだ、作った玩具(おもちゃ)で遊びたいらしい。」

「「…」」

Sideout



Side アスラン・ザラ

アスランはラクスの住むクライン邸を訪れていた。

アスラン
「ぁぁ!

ラクス!」

ラクス
「…暗い海と空の向こうに♪
…」
(水の証より)


〜〜回想〜〜

カガリ
「殺されたから殺して、殺したから殺されて、それでほんとに最後は平和になるのかよ!」

〜〜回想終了〜〜


ハロ
「マイド!マイド!」

アスラン
「…」

ハロ
「ラクスー。」

ラクス
「ぁ…あらーピンクちゃん!やはり貴方が連れてきて下さいましたわね。あ
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