第31話 正義の名のもとに(前編)
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ランド
「青き清浄なる世界の為に。3…2…1…」
映像はアラスカ基地とパナマのマスドライバー施設が爆発している様子を映していた。
光輝
「パナマのマスドライバー施設は地球軍に対するミスリルからの警告です。
…
最後にこの機体はX10Aフリーダム、ザフト軍が開発した機体です。
フリーダムにはニュートロンジャマー・キャンセラーが搭載されており、核エンジンを積んでいます。
ミスリルは核エンジンを太陽に向けて廃棄します。後日、その模様は映像で送ります。
フリーダムには同型機X09Aジャスティスがあります。
ニュートロンジャマー・キャンセラーには欠陥があります。
人為的にもしくは不慮の事故で核エンジンが爆発する危険があります。
今回と同様に地球軍へ意図的な情報漏洩の危険もあります。
願わくばプラントにはジャスティスの凍結と設計図及び研究データの破棄を希望します。
それとこれは地球に住む人々の総意ではありません。
ブルーコスモスの幹部連中の仕業と言う事をご理解下さい。
ミスリルは戦争の早期終結を望んでいます。」
ラクス
「お父様…?」
シーゲル
「分かっている。」
Sideout
Side アスラン・ザラ
ユーリ・アマルフィ(ニコルの父)
「聞いたか、アスラン?」
アスラン
「ミスリルの事ですね。」
ユーリ
「ニコルや君や、多くの若者が戦場でその身を犠牲にしてまで戦っているというのに、
何故それを裏切るような真似をする者が居るんだ!私はそれが悔しくてならんよ!
犠牲はもう沢山だ!
だからこそ…Nジャマーキャンセラーの搭載にも踏み切ったというのに!
Nジャマーキャンセラー…作ったのは誤りかもしれぬ…。」
アスラン
「…」
整備員
「最終起動のシミュレーションを開始する。F-6の要員は端末オンライン…」
ユーリ
「あれが地球軍の手に渡れば、奴等は大喜びで再び核を使うだろう。
それだけは、なんとしても食い止めねばらん!」
アスラン
「…ジャスティスは僕が守ります。」
ユーリ
「頼むぞ、アスラン。」
アスラン
「はい。」
Sideout
Side キラ・ヤマト
キラ
「それが作戦だったんですか?」
フラガ
「おそらくは?」
マリュー
「私達には、何も知らされなかったわ。」
フラガ
「本部はザフトの攻撃目標が、アラスカだってこと、知ってたんだろうさ。
それもかなり以前から。でなきゃ地下にサイクロプスなんて仕掛け、出来るわけがない。」
キラ
「ん…」
〜〜回想〜〜
アイリーン・カナーバ
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