第30話 舞い降りる剣
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込みたいものですが…。」
Sideout
Side パナマへ向かう潜水艦
地球軍兵A
「ええ、まさかそんな!」
地球軍兵B
「シーッ!ヤバい話なんだからさぁ、これは…。」
地球軍兵A
「しかし…それじゃあアラスカに残った連中は…」
地球軍兵B
「奮戦やむなく、全滅だろうな。
そして本部は最後の手段に出る。全てドカンさ。」
Sideout
Side マリュー・ラミアス
マリュー
「司令部とのコンタクトは?」
パル
「取れません!どのチャンネルもずっと同じ電文が返って来るだけですよ!
海上艦艇はアークエンジェルの指揮に従い、退避するようって…」
マリュー
「…」
ノイマン
「既に、指揮系統が分断されています!艦長…これでは…」
光輝
「こちらコウキ、アークエンジェル応答せよ!アークエンジェル応答せよ!」
補充クルーD
「友軍機接近、着艦を希望しているようです。」
マリュー
「え?着艦しようとしているの?」
ナタル
「右舷フライトデッキ、オープン!」
光輝
「ぇぃっ!」
整備員
「コ、コウキ!」
光輝
「艦長!」
マリュー
「コウキ!あ、貴方一体何を!?」
光輝
「そんなことはどうだっていい!それより、すぐに撤退だ!」
マリュー
「ええ…」
光輝
「いいか、よく聞けよ!本部の地下に、サイクロプスが仕掛けられている!
作動したら、基地から半径10kmは溶鉱炉になるってサイズの代物が!」
マリュー
「ええ?」
光輝
「守備軍は全滅し、ゲートは突破され、本部は施設の破棄を兼ねて、サイクロプスを作動させる!
それで、ザフトの戦力の大半を奪う気なんだよ!それがお偉いさんの書いた、この戦闘のシナリオだ!」
マリュー
「そんな!」
光輝
「この目で見てきたんだ。司令本部は、もう蛻けの殻さ。
残っているのは、ユーラシアの部隊と、アークエンジェルのように、あっちの都合で切り捨てられた奴等ばかりさ!」
マリュー
「ぇぇ…くぅぅ…」
ノイマン
「俺達はここで死ねと!?そう言うことですか?」
光輝
「撤退したことを悟られないように、奮戦してな。」
トノムラ、チャンドラ二世
「ぁぁ…」
マリュー
「ザフト軍を誘い込むのが、この戦闘の目的だと言うのなら、
本艦は既に、その任を果たしたものと判断致します!
尚これは、アークエンジェル艦長、マリュー・ラミアスの独断であり、乗員には、一切この判断に責任はありません!」
フラガ
「そう気張るなって。」
マリュー
「本艦はこれより、現戦闘海域を放棄、離脱します!」
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