進路指導のウィザード
吸血鬼との会談(2)
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にその言葉遣いはどうかと思うぜ」
「・・・・これが神のお力、ええ私としても本物を感じ取れたと思います。このまま見下していたらどうなっていたか、私でも理解出来ます」
白音の仙術によって我と闇ギャスパーの暗黒が晴れてきて、闇オーラを封印してから元の姿に戻った。ただし口調やオーラは怒りのままだったが、白音の仙術によりまだマシになってきた事でヴァーリの半減を使って怒りを半分にしてくれた。
「・・・・ふぅー。全くこの俺と闇ギャスパーを見下したままだと、本当に粛清対象としてやったが抑えてやったんだから感謝しろ」
「私としてもまだまだコントロール出来てませんが、私は一真さんに守られていますしヴァレリーを助けるなら私の力を使って助けます!」
「そう言うと思ったぜギャスパー。と言う事でエルメよ、この書面を破棄して代わりにこちらで用意した書面を持ってカーミラ派女王に渡して来い。休戦から停戦に変更する気があるなら、こちらの力を貸すと・・・・吸血鬼同士で解決ではなくCB側の力を頼れと言ってな。これは創造神黒鐵による和平協定であり、俺のサイン入りが入ってるから本物だと信じるはずだ」
「か、数々の暴言・・・・ここに謝罪を申し上げます。この書面をカーミラ様にお渡ししてからの話になりますが、それでよろしいでしょうか?」
「それで構わんさ。三大勢力と外交ではなく。こちら側での外交なら問題なく進むはず、あとはカーミラ派の女王さんの回答によるもんだ。創造神の怒りを買いたくはなかろう?」
大天使化を解除し、覇気と殺気を解除した事で白音の仙術もな。書面は和平協定と停戦する為であり、この前三大勢力と俺らCB側との和平同盟と似ている書面と言える。アザゼル達もホッとした所で、エルメも立ち上がり書面を鞄にしまった。
「承知しました。今後貴方様が居る事を忘れずに見下す事は止めておきます・・・・いくら不死であっても神の怒りを喰らいたくはありませんので」
「その書面は連絡用の魔法陣を織り込んでいるから、従者をここに置いといても邪魔だけに過ぎん。良い返事を期待しておく」
「はい。先程の殺気や覇気を直接浴びた私と従者も体験しましたので、二度とこのような事は致しません。それでは失礼致します」
俺とエルメの会話を聞いていた事で氷の微笑ではなく、本物の微笑を見せていたエルメ。闇の住人達はこの旧校舎をあとにし、俺とギャスパーは喉が渇いたので飲み物を飲んで落ち着いていたがアザゼルらのリアクションは見物であった。ま、あれが幻術だと知ったらどう言う顔をするか楽しみだな。
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