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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
1話『クラスメイトは全員女の子?2』
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いだろう。表むきはその為に一般の社員が入っていないこととなっている。
ガレージにバイクを止めると肩にTORIを乗せて先ずは支社の施設であるアリーナに向かう。
予めクラス代表決定戦の事は伝えてあり,アリーナの使用許可は取っているので問題は無い。
「おっ、帰って来たな」
と、アリーナに入ると声をかけられる。緑色のボディーカラーのブレードアンテナにツインアイの人型ロボット……。
「コマンド総司令官、ただいま戻りました」
『コマンドガンダム』が其処に居た。そんなコマンドガンダムに対して敬礼しながらそう告げる。
「おう、さっさとお前の専用機を準備しろよ、武者と騎士はもう準備してるぜ」
「はい」
コマンドガンダムの言う武者と騎士とは、『武者ガンダム』と『騎士ガンダム』の事。……彼ら三人とその仲間達がDEMコーポレーションの誇る防衛戦力であり、同時に四季達の仲間になった異世界からの来訪者達である。
クリスマスに起こったもう1つの怪物事件……その黒幕たる『妖魔帝エルガ』を追って現れた騎士ガンダム達と協力し、戦う事になった。本来別の世界の存在であるガンダム達が此方の世界に戦うため、その力を十分に発揮するためのパートナーとなったのが、四季とその仲間達である。
「それと、キャプテンとガンセイヴァーのスタンバイも済んでるぜ」
「指揮官にセイヴァー隊長まで!?」
コマンドガンダムの後を引き継ぎ『G−ARMS』の指揮官となった『キャプテンガンダム』と空戦部隊隊長の『ガンセイヴァーZ』まで来ている事に驚きを露にする。
「試合まで一週間程度しかねぇんだろ? だったら、徹底的に鍛えてやるぜ、覚悟しとけ。負けるんじゃねぇぜ」
「はっ、はい!」
思わず敬礼する四季。……一敗でもしたら色々と恐ろしい思いを味わう事となるだろう。……その日、アリーナから四季の絶叫が響き渡ったと言う。
アリーナでの訓練を終えた四季はヨロヨロとした足取りで社員寮の自室の前に立つ。
「そ、総司令達、少しは手加減して欲しい」
なお、コマンド達は四季の訓練の後に更に自分達の訓練までしている。
「ただいま」
「おかえり」
それでも、こうしてで迎えてくれる相手の前ではそんな表情は見せられない。
「だたいま、詩乃」
あの時……どん底に居た四季の心を救ってくれた相手。妖魔帝エルガとの戦いでは共にガンダム達と共に戦った仲間でもあり、最愛の人……『朝田 詩乃』の名前を呼ぶ。
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