進路指導のウィザード
吸血鬼との会談(1)
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も自己回復出来る」
と言う感じでレイヴェルは端末で打ち込んで、他の皆はノートにて書き込んでいる。一応黒板に書いているので問題ないが、ギャスパーがほとんど克服原因は人間の血が濃いからな。復習にて念話会議してる間、祐斗が下に降りたのは来客の吸血鬼が純血で先程言った通り招待されなければ入る事が出来ない。俺達以外の者らは来客に備えて席から立って『王』の傍に並んで待機。
「一ちゃんは俺と同じく堂々と座っているんだな」
「そりゃそうだ。俺はCB総司令官兼創造神黒鐵としている訳だが、ヴァーリ達は俺らの後ろで待機な」
「分かっているさ。一真さんの指示に従いますし、リアスさんのように背後に立っているようにしますか」
「朱乃と白音は半々だが今回はグレモリー側としてな」
『王』とボスとラスボスが座り、配下は後ろで立って待機となる形で客を待つ。ギャスパーは多少緊張していたが、白音の仙術により落ち着いている。何せ自分を迫害させた吸血鬼が訪れる。今回ヴラディ家じゃないけど、それに近い客だと聞いているからな。気配から察するに来たようだ。
「お客様をお連れしました」
『いよいよ来たな、闇ギャスパーは念話のみ会話を許可する。決して表に出るなよ』
『そうするつもりですので、頼みますよ裏の私《一真の旦那、安心してくれ・・・・ちゃんと指示に従うつもりだからさ》』
祐斗が紳士的な応対で扉を開き、客を招き入れて姿を現したのは中世ヨーロッパのプリンセスが着るようなドレスに身を包む人形のような少女。人形だと思ってしまうのは、顔立ちが美し過ぎてしまいリアル西洋人形で怪しい雰囲気を出している。長い金色の髪をウェーブさせているが、人形のイメージと共に死人のように顔色が悪い。
『何だか生気を感じ取れないお肌の色合いですわね』
『それに真っ赤な双眸はギャスパーよりも濃いな。見た目は俺達と同じ年齢のようだ』
『俺のように見た目と中身の年齢は違うし、悪魔と同様長命で姿も好きに変更できる・・・・それより足元を見てみろよ』
『影がない!ホントに吸血鬼は無いのですわね』
純血の吸血鬼としてで、少女の背後にスーツを着た男女が一人ずついるがボディガードか。どちらも顔色悪く吸血鬼だろうが、遠くから見ている隊員達からも本物は初めてだろう。冷たく刺々しい気配を感じ、生命力な力のオーラを纏ってないし少女が丁寧に俺達に挨拶してくれる。
「ごきげんよう、三大勢力の皆様。特に魔王様の妹君お二人に、堕天使総督様とお会い出来る何て光栄の至りです」
リアスに促されて対面の席に座るが、俺らを見てから名乗りを上げる。
「私はエルメンヒルデ・カルンスタイン。エルメとお呼び下さいませ・・・・一つ質問があります、そちらの御方は何者でどの勢力なのでしょう
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