第29話 まなざしの先
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ますので、我慢して下さい。」
マオは車から降りた。
続いてキラが不可視の状態で降りる。
キラはナビゲーションに従い格納庫へ向かう。
格納庫の扉の前にはミスリルの兵2名が立っており、
その横には二人のザフト兵が倒れ気絶していた。
キラは不可視状態を解いた。
ミスリルの兵がザフト兵から取り上げたIDを使い、扉を開ける。
ラクス
『さぁ、どうぞ。』
キラ
「ん?
あぁ!ガンダム!」
ラクス
『ちょっと違いますわね。これはZGMF-X10Aフリーダムです。
でも、ガンダムの方が強そうでいいですわねぇ。うふ。
奪取した地球軍のモビルスーツの性能をも取り込み、
ザラ新議長の下、開発された、ザフト軍の最新鋭の機体だそうですわ。』
キラ
「これを、何故僕に?」
ラクス
『今の貴方には必要な力と思いましたの。』
キラ
「ぁー…」
ラクス
『想いだけでも…力だけでも駄目なのです。だから…
キラの願いに、行きたいと望む場所に、これは不要ですか?』
キラ
「想いだけでも…力だけでも…
君は誰?」
ラクス
『私はラクス・クラインですわ。キラ・ヤマト。』
キラ
「ありがとう。
大丈夫?」
ラクス
『私も歌いますから。平和の歌を。』
キラ
「気を付けてね。」
ラクス
『ええ、キラも。私の力も共に。』
ラクスは端末のキラに向かってキスをする。
キラ
「ぁぁ…
うん。」
ラクス
『では、行ってらっしゃいませ。』
キラ
「Nジャマーキャンセラー?凄い!ストライクの4倍以上のパワーがある。
想いだけでも…力だけでも…」
整備員A
「おいなんだ?」
整備員B
「フリーダムが…動いている?」
整備員A
「エアロックを止めろ!本部へ通報!スクランブルだ!」
整備員B
「誰だ貴様!止まれ!」
ジンパイロットA
「うわぁぁ!」
ジンパイロットB
「なんだあのモビルスーツは!」
キラ
「止めろ!僕を行かせてくれ!くっ!」
ジンパイロットC
「こいつ!?」
ジンパイロットD
「速い!?」
キラ
「くっ!」
ジンパイロットD
「あぁ…ぁぁ…」
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