第29話 まなざしの先
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Side キラ・ヤマト
ラクス
「キラ?
…ぁ…」
キラ
「僕は…行くよ。」
ラクス
「どちらへ行かれますの?」
キラ
「地球へ、戻らなきゃ。」
ラクス
「何故?貴方お一人戻ったところで、戦いは終わりませんわ。」
キラ
「でも、ここでただ見ていることも、もう出来ない。」
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Side ラウ・ル・クルーゼ
クルーゼ
「ふ、アズラエルの情報は確かなようだな。」
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Side キラ・ヤマト
キラ
「何も出来ないって言って、何もしなかったら、もっと何も出来ない。
何も変わらない。何も終わらないから。」
ラクス
「また、ザフトと戦われるのですか?」
キラは首を横に振る。
ラクス
「では地球軍と?」
キラは首を横に振る。
キラ
「僕達は、何と戦わなきゃならないのか、少し、解った気がするから。」
ラクス
「ぁ…
解りました。」
メリッサ・マオ
「キラはこれに着替えて下さい。」
キラ
「ぁぁ…」
ラクス
「あちらに連絡を。ラクス・クラインは平和の歌を歌います。と。」
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Side ラウ・ル・クルーゼ
クルーゼ
「ほぉ…。
久しぶりだな、コウキ・イチジョウ。
せっかく会えたのに残念だが、今は貴様に付き合っている時間がなくてね。
ここに居ると言うことは、ミスリルが介入するのか?」
光輝
「地球軍とお前のシナリオはブレイクさせて貰ったよ。」
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Side キラ・ヤマト
ラクス
「ぁ!こうですからね、こう!ザフトの軍人さんの御挨拶は。」
キラ
「このパイロットスーツは熱光学迷彩で見えなくなりますから…。」
ラクス
「あら、そうなの?」
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Side マリュー・ラミアス
マリュー
「本部の命令は?」
パル
「速やかに退避しろ…と。
基地内部の人員は潜水艦ドッグへ向かうように。
海上艦艇はアークエンジェルの指揮に従い、退避するよう…指示が繰り返されています。」
フラガ
「あいつは、アークエンジェルが囮になる事を知っていたな。」
ナタル
「テープとは言え、軍の命令です。うふふっ。
命令に従いましょう。」
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Side キラ・ヤマト
メリッサ・マオ
「ラクス様はここまでです。軍内部はモニターで監視されています。
キラ中尉はミスリルの手引きで案内されます。」
ラクス
「あら、つまんない。」
マオ
「こちらの端末でキラとは通信出来
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