第1話 身喰らう蛇
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や多々の移民を受け入れ移民主義を実行してきたカルバードの両国の治安は決して良いとはいえない。
二大国と称される両国は外部からの猟兵団の運用が法的に認められており、争いごとが耐えない。
しかしリベールではそういった外部の武装組織の運用を禁止しており、リベールのトップである『アリシア・フォン・アウスレーゼ』女王陛下も国民の事を第一に考え、国民からの支持率が高く、かなり治安は良い。
次に七曜協会と遊撃士協会(ブレイサーギルド)について説明しよう。
今から1200年前、ゼムリア大陸は謎の『大崩壊』により暗黒時代が始まる。
この暗黒時代により飢饉や異常気象、犯罪者の増加による被害が増えるがこれを静めたのが七曜協会である。
七曜協会は空の女神『エイドス』の教えの名の下、人々を導き、当時権力が強かった貴族も徐々に無視できないものになり今では七曜協会と空の女神はゼムリア大陸の振興の象徴となっている。
又、古代遺物『アーティファクト』の回収、保護も行っている。
古代遺物とは現在では解析不能の物体で有り、なかには危険な効果を発揮するものもある。
その古代遺物で七の至宝『セプト=テリオン』があり存在するのかどうか怪しい至宝である。
因みに大崩壊が起きた原因は未だ不明で有り、一節によると隕石の落下や気候の異常変動による天変地異等があげれているが真意は不明である。
遊撃士協会とは一言で表すなら『市民の味方』である。
遊撃士協会の規約は3つあり
第1「基本理念」これは国の枠組みを越えて地域の平和と民間人の安全を守り支えることである。
第2「民間人に対する保護義務」民間人の生命、権利が不当に脅かされようとしていた場合に限り保護する義務と責任が生じる。
第3「国家権力に対する不干渉」 国家主権や公的機関に対して捜査や逮捕を実行できない。であり民間人から入る依頼は多種多様に渡る。
遊撃士には準遊撃士と正遊撃士があり最初は準遊撃士、謂わば見習いである。見習いなので一度支部に転属したらその支部の受付から推薦状をもらうまで他へは転属できない。
一方正遊撃士は自由に転属できるが当然の事ながら責任は増える。
更に準、正遊撃士ともにランクが有り準遊撃士は10級〜1級。10級が1番低く1級が一番高い。
正遊撃士の場合はG級〜A級である。A級ともなれば他国の支部から応援要請がかかることもある。しかし狭き門でA級は現在20名しかいない。
更に非公式ではあるがS級というのがあり、国際的な事件を解決した者が到達できるがその人数は数名ほどで有る。
最後に身喰らう蛇について。
身喰らう蛇『ウロボロス』は一言で表すなら犯罪組織である。
全容は謎に包まれており、表舞台には決して表れない。
以上ここまでが基本情報である。
さて、話を戻そう。
メルトは弓の点
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