暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王ARC―V 〜二色の眼と焔の武装〜
第1章 スタンダード次元篇
ペンデュラム召喚
第2話 フィールドに轟く咆哮 フレア・キャノン・スカーレット・ドラグーン
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「へっ、これで俺たちの勝ちだぜ!」
「それはどうかな?」
「「「なんだとッ!?」」」


 RYUGA
 LP(ライフポイント)4000→1800

「な、なんで、ライフがまだ残ってるんだよ!?」
「よく見てみろよ」

 不良たちは《ガーゼット》が攻撃した場所を見る。
 土煙がやみ、そこには《ダブルソード・ドレイク》が佇んでいた。

「な、なんで、《ダブルソード・ドレイク》がッ!?」
「俺は墓地から(トラップ)カード、《AD(アーマー・ドラグナー)―アイアン・オーラ》を発動したのさ」
「なっ!? ぼ、墓地から!?」
「「墓地から(トラップ)だと!?」」
「このカードをゲームから除外し、『AD(アーマー・ドラグナー)』モンスター1体の戦闘破壊を1度だけ無効にし、ダメージを半分にできるのさ」
「俺が破壊した伏せカードか!」
「まぁ、破壊されなかったらされなかったで、普通に発動して、戦闘破壊とダメージを無効にしてたけどな」

 つまり、どのみち、龍牙の伏せカードを破壊する手段しかなかったリーダー不良は、このターンで決着をつけることはできなかったのだ。

「??????俺はターンエンドだ。だが、俺たちのフィールドには、圧倒的な攻撃力を持った《ガーゼット》共がいるんだ! てめえに勝ち目はねえよ!」

 RYUGA
 LP(ライフポイント)1800
 手札2
 モンスターゾーン
AD(アーマー・ドラグナー)―ダブルソード・ドレイク

 BadBoysReader
 LP(ライフポイント)4000
 手札2
 モンスターゾーン
偉大(グレート)魔獣(まじゅう)ガーゼット

 BadBoysA
 LP(ライフポイント)4000
 手札3
 モンスターゾーン
偉大(グレート)魔獣(まじゅう)ガーゼット

 BadBoysB
 LP(ライフポイント)4000
 手札3
 モンスターゾーン
偉大(グレート)魔獣(まじゅう)ガーゼット

「圧倒的な攻撃力ね」

(俺にとっちゃ、6000程度じゃ、そこまで圧倒的じゃないんだけどなぁ)

「俺のターン。俺は《AD(アーマー・ドラグナー)―ストライクランス・ドレイク》を召喚」

 AD(アーマー・ドラグナー)―ストライクランス・ドレイク
 レベル4
 ATK1600

 現れたのは、機械仕掛けの槍を持ったドラゴンだった。

「こいつが召喚・特殊召喚に成功したメインフェイズ、デッキから『AD(アーマー・ドラグナー)』カードを1枚を墓地に送ることができる。俺は《AD(アーマー・ドラグナー)―バーニング・エナジー》を墓地に送る」
「だからなんだよ。どっちのモン
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