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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第25話 さだめの楔(前編)
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る。」

イザーク
「あ?おいちょっと待てよ!何を根拠に言ってる話だそりゃ。」

ニコル
「一度カーペンタリアに戻って、情報を洗い直した方がいいのではありませんか?確証がないのでしたら。」

アスラン
「いや、居るんだ。少なくてもアラスカに向かっている情報は入っていない。」

〜〜回想終了〜〜


イザーク
「ぅぅぅ…これでもうここに二日だ!違ってたら足つきはもう遙か彼方だぞ!」

ディアッカ
「ノシちゃう気なら手貸すよぉ?」

イザーク
「う!?」

ディアッカ
「どうする?クーデターやる?うっはっはっは。」

イザーク
「ふん!残念ながら、それほど単純な頭でもないんでね。くっ…」

Sideout



Side アスラン・ザラ


〜〜回想〜〜

キラ
「ぁ、昔…、友達に!」

アスラン
「…」

キラ
「大事な友達に貰った、大事な物なんだ…。」

アスラン
(だがお前はフェンスの向こう側だ)

カガリ
「何を今更!どう言おうがコロニーを攻撃したのは事実だろうが。」

アスラン
「…」

光輝
「キラ君はオーブで降ろす。
彼がどの様な選択をしようとな。
今度、会う時は戦場だ。生き延びろよ少年。」

〜〜回想終了〜〜


ニコル
「アスラーン!ハァハァハァ…。補給、終わったんですね。」

アスラン
「ああ。」

ニコル
「向こうのデッキから、飛び魚の群れが見えますよ。行きませんか?」

アスラン
「いや。」

ニコル
「あー、不安なんですか?」

アスラン
「え?」

ニコル
「大丈夫ですよ。僕はアスラン…じゃない、隊長を信じてます。」

アスラン
「ニコルはどうして軍に志願したんだ?」

ニコル
「え?」

アスラン
「あー、いやすまない。余計なことだな。」

ニコル
「いえ。戦わなきゃいけないな僕もって思ったんです。ユニウス7のニュースを見て。」

アスラン
「アスランは?」

ニコル
「…ニコルと同じだよ。」

Sideout



Side カガリ・ユラ・アスハ

ウズミ
「カガリ。」

カガリ
「ぁ…」

ウズミ
「あの(ふね)と共に行くつもりか?」

カガリ
「はい。」

ウズミ
「では、地球軍の兵としてプラントと戦うのか?お前はそれほどまでに戦いたいか。」

カガリ
「違います!戦いたいわけではない!」

ウズミ
「では、なんだ。」

カガリ
「彼らを助けたいのです!そして、早く終わらせたい!こんな戦争は!」

ウズミ
「お前が戦えば終わるのか?」

カガリ
「え!?」
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