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宇宙戦艦ヤマト2199 元爆撃機乗りの副長 2
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ことは殆ど無いだろうな」

「トップエースがですか?」

「航空機1機ではやれることが限られてるからな。指揮の才能があるっていうのならヤマトの力を100%以上引き出してやることこそがオレの役割だ」

「そして私は副長の能力を100%以上引き出せるようにケツを蹴り上げろと」

「まあそうだが、もうちょっと言い方があるんじゃないのか?」

「土方宙将から別途任務を拝命していますので」

「これだから勘の良い奴は嫌いなんだよ」

「ご愁傷様です」

「解析室に行ってくる。0530には戻る」

「了解しました」

艦橋から退出し、解析室に向かい真田君から資料を受け取って助手の紹介を受けた後にちょっとした頼み事を2つほどしておいた。仕事を増やしてすまないと思うが、これも生存率を上げるために必要なことだ。それから技術科の佐野君から解説を受けながら知識を叩き込む。なんとか知識を詰め込んだが、使い勝手はさっぱりだから早く試しておかないとな。医務室に寄ってキツめの栄養ドリンク飲んでビタミンの注射を受けてから船外服を着用して艦橋に上がる。時間は0520だ。瀬川君と交代して、副長席に座る。各セクションのリーダーから報告が上がっているのでそれを読んで問題は発生していないことを確認する。

「副長、0550になりました」

戻ってきていた瀬川君が声をかけてきたのでPDAから顔を上げる。

「おう、艦内放送を」

「準備できています」

「ありがとう。0550となった、総員船外服の着用は終わっているな?まだの者は急いで着用しろ。繰り返す、総員船外服を着用を終えているな?まだなら急げ!!」

本来ならこんな確認はしないんだけどな。はぁ、着用していないのが30人も居たか。しかも保安科の半数と、船務科の奴らかよ。これからの訓練に関係ないからと訓練中に着替えるつもりだったな。こいつらに重要な仕事は任せられんな。真田君に頼んで船外服のあるロッカールーム前の監視カメラから原則を守れない奴らがいるかを確認するために頼んでいたのだが、3%もいるとは。これからもっと酷いことになるのによ。

「っ!?レーダーに感あり!!8時の方向、距離28000宇宙キロ、数は3です!!」

「総員戦闘配置に付け!!島、最大船速!!」

さて、どこまで皆がやってくれるかな。瀬川君が表情には出していないが呆れているのが分かる。沖田艦長もオレの態度に違和感を感じたのか何も言わないでいてくれている。

「了解!!」

「第3主砲、第2副砲、発射用意始めます」

「ハヤブサを降ろせ!!」

「コスモファルコン全機発進!!編隊を組め!!」

「敵、3方向に分かれ追尾してきます。艦種特定、駆逐艦3です」

「ヤマトに近い順番に照準を合わ
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