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アカシックストーリーNEO
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った。過去の時代で察知された事情…それは過去の時代に介入しうる脅威…未知の脅威が動き出したという事実へと辿りつかせるには十分だった。

―そうなのです。新たに発見した脅威が動き出した、もし過去の時代に攻め込まれた幾ら仮面の戦士達や五色の戦士達、黄金騎士達やIS操縦者でも太刀打ちはかなり難しいでしょう……。―

「ところで新たな脅威について詳しい情報はないのですか?」

「どうやら我々と同じくアカシックライブラリーの同等の力を持ち、最新鋭の兵器を所有しているという情報が入った……問題なのは奴らの組織の規模と本拠地、構成人数が不明なのだ。もし奴らが平行世界や過去の地球に逃げ込んだら我々は手が出せない………現時点で我々は奴らの総称を反アカシック組織と呼んでいる。そしてもう一つ、我々が厳重に保管していた宝珠が奴らによって奪われた事が先ほどわかった」

「あの宝珠をですか!?世界のバランスを保つと言われている……なぜ奴らの手に!?」

「…………奴らがどのようしにして厳重に保管されていた宝珠を手にしたのかは現在調査中だ。今回、君を呼んだのは奴らの監視、奪われた宝珠の奪還および本拠地、構成人数などの調査を頼みたいのだ。コードZ。頼めるか?」

「すみませんが、今こちらも手が離せない状態なのです。マスターX…現在、私が担当している平行世界での案件がまだ片付いていないのです。その代わりに私の弟子を向かわせてらどうでしょうか?」

「君の弟子をか……………うむいいだろう。では早速呼んでくれ」

「はい。仰せのままに………」

コードZが手首に着けている(デバイス)で弟子を呼び、数分後、扉が静かに開いた

「コードZ!お呼びでしょうか!?………コードZ!?そ、それにマスターX!?」

まだ幼さが残る面立ちに司書服に身を包んだ少年Fは師であるZ、そしてXをみてあわてて頭を下げたのをみて苦笑いしながら声をかけた

「Fよ、お前に頼みたいことがあるのだ……地球に我々の知らない未知なる事象をマザーが捉えたのだ。本来ならば私が赴くべきなのだが他の任務で動く事ができないのだ。私の代わり地球に赴き起こりつつある未知なる事象を見つけ監視するのだ」

「僕がですが!?」

「ああ。お前なら大丈夫だ。これを渡すのはまだ早いと思っていたが時期が早まっただけと思えばな。さあこちらへ来なさい。」

恐る恐るコードZの所へ行きFは両手を差し出すと白く眩い光が彼の両手に集まり、光が収まると表紙にライブラリーの象徴となる天秤の絵が刻まれた薄い辞書。ライブラリーに所属する者に与えられる《デバイス》。つまりは司書として認められた証だった。それを目にし驚きを隠せないFに静かに声をかけた


「いいかFよ。このデバイスを決して己の欲望の
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