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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
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、フォルセティ。今日はママと一緒に寝ぇへん?」そう訊いてみた。するとフォルセティは「いいの!?」満面の笑みを浮かべてくれた。フォルセティが六課に来てから、正式に養子として引き取ってから今日まで、一緒に寝たことなかったからな。

「うん。今日は一緒に寝てるヴィータが居らへんから、ベッドが空いてるんよ。そうゆうわけで、ええかな? アイリ・・・ルシル君」

「フォルセティがそれで良いなら、アイリは良いよ」

「ああ。私も、フォルセティがそうしたいなら構わないよ」

「おおきにな♪」

ルシル君とアイリからも許可を貰ったことで早速部屋に行くために階段を上がる。そんで「おやすみ、フォルセティ、はやて」ルシル君と、「また明日ね〜」アイリの2人と、2階の踊り場で別れることになったところで・・・

「パパとアイリおねえちゃんは一緒じゃないの?」

フォルセティが悲しげな声を漏らした。ルシル君は「また明日、一緒に寝ような」そう言うてフォルセティの頭を撫でるんやけど、その表情は晴れへんかった。そやから私は「ルシル君・・・」意を決した。

「ルシル君さえ良ければ、私やフォルセティと一緒に寝て・・・くれる?」

自分の顔や耳が熱くなるんを自覚しながらそうお願いしてみた。目を点にしてるルシル君は「え、あ、いや・・・」珍しく動揺した。隣に居るアイリが「親子、親子♪」そう言いながら、ルシル君の脇腹を肘でツンツン小突く。

「パパ・・・」

「ぅぐ・・・」

「ルシル君・・・」

「あー・・・」

「今日くらいはね〜・・・」

「おー・・・」

私とフォルセティとアイリから視線を受けたルシル君は少し悩んだ後、「判った。一緒に寝よう」とうとう折れた。ルシル君と一緒のベッドで眠る。10年くらい前にたった一度だけの経験を思い出して、さらに全身が熱くなるのが判った。

「アイリは〜、リインのお出かけバッグとパジャマを借りよう〜っと」

とゆうわけで、男子禁制の3階へ上がって、私とヴィータとリインの自室へ。

「どうぞ〜」

「失礼します」「お邪魔しま〜す♪」

まずは私と、抱っこしてるフォルセティが部屋に入ってから、ルシル君とアイリを招き入れる。アイリは早速「フェーフォルム」本来の姿に戻って、私が用意したリインのパジャマに着替える。そんで・・・

「パパはこっち、ママはこっち♪」

フォルセティを真ん中に、私は左隣、ルシル君は右隣の川の字でベッドに入った。フォルセティを間に挟んでると言うてもやっぱりドッキドキや。

「えへへ〜、パパとママといっしょ、嬉しいな〜♪」

ホンマに嬉しそうなフォルセティの様子に、もっと早くから一緒に寝てあげれば良かったって後悔。フォルセティの方を見ると、「あ・・・」ルシル
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