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魔道戦記リリカルなのはANSUR~Last codE~
Eipic17さぁ世界に喧嘩を売りに行こうか~ Previous Night~
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は「その時は、奴を目覚めさす」ニヤリと笑った。

「これで以上ね」

アルファが満足そうに締めたが、ノーヴェが「おい、アルファ。アンタはどうすんだ?」そう訊いた。“スキュラ”の中でアルファの名前だけが作戦概要に出て来なかったからだ。

「私? 私はアンドレアルフス担当だから、本作戦には参加しないの」

そう答えるアルファの瞳は一段と強く銀色の輝きを発していた。

「お前たち、各々の役目は再確認したな? 俺はこの日をずっと待ちわびていた。俺の誕生から幾年、ずっと思い描いていた舞台だ。だから俺の悲願をお前たちが叶えろ。期待しているぞ」

本当に待ち遠しかったのか、プライソンの表情は輝いている。そして彼はデスクチェアより立ち上がり・・・

「さぁ世界に喧嘩を売りに行こうか」

人知れずに宣戦布告をした。

†††Sideはやて†††

「いよいよ明日、地上本部にて公開意見陳述会が開かれる。開会時刻の14時に備えて、もう警備が始まってる。会場となる地上本部の警備には、私たち機動六課も参加することになってるから、なのは隊長とヴィータ副隊長、リイン曹長、フォワード4名、そんでギンガが先発組となって、これから出発や」

「みんな、初めての夜勤シフトになるけど・・・、ちゃんと眠れた?」

「「「「はいっ!」」」」

フェイトちゃんに対して元気よく返事をしたフォワードのスバルとティアナとエリオとキャロ。夜勤シフトは慣れてへんとホンマに辛いからな~。ギンガは局員歴が長いから夜勤ももう慣れてるやろ。

「私とフェイト隊長とシグナム副隊長は明日の早朝に本部入りになるから。それまではよろしくな」

とゆうわけで、私たちは先発組の出発を見送るために隊舎の裏にあるヘリポートへ移動。私は「ヴィータ、リイン。気ぃ付けてな」ヘリに乗り込もうとする2人に声を掛ける。

「おう!」「はいです!」

ヴィータとリインと手を振り合って見送り、「ヴァイス君。よろしくな」ヘリのパイロットのヴァイス君にも声を掛けると、「うっす、お任せを!」親指を立てて応えてくれた。

「あれ、ヴィヴィオ?」

搭乗口の方を見ると、ヴィヴィオと寮母のアイナさんが居った。なのはちゃんは「どうしたの、ここは危ないよ?」って、ヴィヴィオの元まで戻ってく。

「ごめんなさいね、なのは隊長。一応止めはしたんだけど、どうしてもママのお見送りをするんだって」

「そうですか。・・・ありがとう、ヴィヴィオ。でもダメだよ、アイナさんに我がまま言っちゃ・・・」

「あぅ・・・ごめんなさい」

ちょっぴり叱られてしもうたヴィヴィオはしょんぼりすると、「待って、なのは。なのはが夜勤でお出掛けって、今回が初めてだから不安なんだよ・・・」フェイトちゃんがそう言う
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