2章戦闘校舎のフェニックス
1話招かれざる客と宣戦布告
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が普通の反応だよ
本当にごめんね、うちの変態が
すると、ライザーはとんでもないことを始めやがった
近くにいた眷属の女と濃厚なディープキスを始め、さらには舌まで入れて胸をいじる
ライザーは一旦唇を離すと他の女ともディープキスを始めやがった
俺はそれを見て形容しがたい『何か』が心の底からふつふつと湧いてくるのを感じた
そして二回戦を終えたライザーは嘲笑しながらイッセーを見下す
「お前じゃ、こんなこと一生できまい。下級悪魔君」
「俺が思っていること、そのまま言うな!ちくしょう!ブーステッド・ギア!」
イッセーは左腕を天にかざし『赤龍帝の籠手』を出現させ、ライザーに指を突きつける
「お前みたいな女ったらしと部長は不釣り合いだ!」
「は?お前、その女ったらしの俺に憧れているんだろう?」
イッセーは痛いとこを突かれて、言葉を詰まらせる
「うっ、うるせぇ!それと部長のことは別だ!そんな調子じゃ、部長と結婚した後も女の子とイチャイチャしまくるんだろう?」
「英雄、色を好む。確か、人間界のことわざだよな?それだよ、それ」
「・・・それは違うな。ただ単に己の欲望を満たすの間違いだろ?ライザー・フェニックス」
俺はイッセーが何か言う前にライザーの言葉を否定する。
イッセーが何か言おうとしたが、俺が視線で黙らす
「お前は英雄とはかけ離れている存在だ。それにお前は英雄というものを勘違いしている。英雄というのはなりたくてなるものじゃない、善の心と気高い信念を持つものが周りの異性を魅了させ、引き寄せる、そんな意味からできた言葉なんだよ。だからお前は英雄じゃない、ただの下種だ」
「・・・貴様、俺をどこまで怒らせる気だ?」
「なんだ、怒ってるのか?それはただ単に思い当たる節があるってだけだろ?」
俺は部長の横に立ち、ライザーを睨みつけながら小馬鹿にしたような口調で話す
「・・・・・ミラ、やれ」
「はい、ライザー様。」
ライザーは近くにいた棍を持った小柄な女の子にそう命令する
すると、その子はライザーの言葉に頷き俺に向けて棍を突き立ててくる
だけど、そんなの避ける必要ねぇな
俺はそのまま何もせずに自然体でその棍を受け止める、棍は俺の腹部に直撃したが、全然効かないな
「その程度か?ならお返しだ」
「ガハァッ!?」
俺は棍を掴むと棍ごと女の子を持ち上げ地面へと床が砕ける勢いで叩きつける
床は案の定砕き割れ、女の子は呻き声を上げて動かなくなった、どうやら気絶したようだ
「き、貴様!!俺の可愛い下僕を!!」
「そっちが売った喧嘩だろ?それにまだやるってんなら、お前が来いよ、容赦なく叩き潰してやる!!」
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