2章戦闘校舎のフェニックス
1話招かれざる客と宣戦布告
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と堕天使陣営とも拮抗状態、だからこそ、純血な悪魔を減らさぬよう、俺の父や君の父、サーゼクス様の総意なんだ。それに君のお家事情はそんなことを言えるほど、余裕ではないだろ?」
「ええ、でも、ライザー、私は私がいいと思ったものと結婚する。古い家柄の悪魔にだってそれぐらいの権利はあるわ」
ライザーに部長はハッキリ言った、するとライザーは部長の目の前に立って睨み付けると舌打ちをする
「・・・俺もな、リアス。フェニックス家の看板背負った悪魔なんだよ。この名前に泥をかけられるわけにもいかないんだ。こんな狭くてボロい人間界の建物なんかに来たくなかったしな。というか、俺は人間界があまり好きじゃない。この世界の炎と風は汚い。炎と風を司る悪魔としては耐え難いんだよ!」
その言葉と同時にライザーの周囲を炎が駆け巡り、チリチリと火の粉が周囲に舞う
「俺は君の下僕を全部燃やし尽くしてでも君を冥界に連れ帰ーーーッ!?」
ライザーが最後まで言葉を発する前に、ライザーが放った炎を全て凍らせる
「ごちゃごちゃウルセェな。焼き鳥野郎、部室が燃えるだろうが」
「・・・ただの人間が俺を誰だかわかっての行動か?」
「はっ、知るかよ。ただ再生することしか能がない焼き鳥野郎がリアス・グレモリーと同価値なわけがねぇだろうが、それにお前はさっきこういったよな?」
俺はそう言いながら、魔力を解放する
その瞬間、俺の周りを黒と銀のオーラが立ち上る
「俺の仲間を燃やし尽くすって、俺の大切な仲間に手を出すつもりなら、命を摘もうってならーーーー俺は容赦しない、お前の血の一滴まで魂の一片まで殺し尽くしてやるよ」
「・・・はっははは!!粋がるなよ?人間がぁ!!」
その言葉とともにライザーは炎をさらに噴射させる
俺もそれに対抗するように全身から冷気と雷を放出する
しかし、次の瞬間、途端に俺の近くからライザーとは別の強大な魔力が放出されるのを感じた
「おやめください、暁亜蓮様、ライザー・フェニックス様」
それは俺とライザーの真横に立つグレイフィアさんから放たれたものだった
グレイフィアさんから放出される魔力はかなり強大なものだ
「私はサーゼクス様の命により、ここにいますが故、私は一切の遠慮をするつもりはありません」
「・・・最強の女王と称されるあなたにそんなことを言われたら俺も怖いよ」
「・・・悪いが、俺は魔王の命令でもこの拳を収める気はない」
ライザーはグレイフィアさんの魔力をみて肩をすくめて魔力を収める、俺も魔力を収めると拳を握りしめグレイフィアさんの前に立つ
「もし、俺を止めたいならば納得のいく説明をしてみろよ」
「・・・グレモリー家もフェニックス家も当人の意見が食い違うこ
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