暁 〜小説投稿サイト〜
エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第23話 果てなき輪舞(ロンド)
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
した。
いつの時代にもいる扇動政治家は…。」

シモンズ
「アークエンジェルは、紅海に進出した。しかし、ザフトは海上にも網を張り、待ち受けていた。
航空用モビルスーツ、ディン。水中用モビルスーツ、ゾノ、及びグーン。
対するアークエンジェルは、ストライクに加えて、支援戦闘攻撃機、スカイグラスパーを投入し応戦する。
スカイグラスパーの支援により、地球上でのストライク運用は、飛躍的に柔軟且つ、機動的なものとなった。」

光輝
「確かにスカイグラスパーとの組み合わせは面白いアイデアだな。
第8艦隊のハルバートン提督らしい柔軟な思考が実を結んだ結果だ。
少ない予算で効果的な方法である。彼の言葉を借ると
『ザフトは次々と新しい機体を投入してくるのだぞ?
なのに、利権絡みで役にも立たんことばかりに予算を注ぎ込むバカな連中は、
戦場でどれほどの兵が死んでいるかを、数字でしか知らん!』
との事だ。
彼なら宇宙空間での運用に適切な判断をしてくれるだろう。」

シモンズ
「ともあれ、キラ・ヤマトとストライクの組み合わせは、ここでも驚くべき順応性を発揮することになる。
キラ・ヤマトの能力は、明らかに、他の一般的コーディネイターパイロットの其れを凌いでいる。
推測の域を出ず、専門外のことでもあるが、以前一度だけ学会誌に発表されて論議を呼んだ、
スペリオール、エヴォリューショナリー、エレメント、ディスティンドファクターを想起されたい。
可能であれば、キラ・ヤマトに対しては、継続した精密且つ徹底的な調査分析を…。
最終項目を削除。」

光輝
「流石だな、SEED因子の事を知っていたとわ。
脳のリミッターを解除して、瞬間的に爆発的な力を出す。
ただ一時的なものに過ぎない。リミッターを解除すると体への反動が大きい。
キラ君はその辺を教えてある。彼ならリミッター解除を2分程度にコントロール出来ている。
ナチュラルでも武闘家なら長い年月を掛けて達する事ができる。
キラ君はヘリオポリスを出て、わずかな間にその域に達した。
私の指導があったとしても、他のコーディネイターより優れている。
後これが今まで戦闘してきたモビルスーツの弱点と攻略法だ。」

シモンズ
「呆れたわね。ザフト軍のモビルスーツの設計図まであるわ。」

光輝
「シモンズ主任にはL.A.I社の技術者と兼任して貰うよ。
これが新しいモルゲンレーテ社の社員証だ。L.A.I社の社員証にもなるようにチップを埋め込んである。
それと学習システムの機密レベルをL.A.I社の技術者と同じにしてある。
これでL.A.I社の人工知能コンピュータを活用できる。
仕事は増えるが人工知能の恩恵で仕事は楽になるさ。
試しに今の会話をオーブの機密レベル1で報告書にまとめてみ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ