第39話『視える』
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自己満足とはまさにこのことだ。
「少女の方も中々興味深いね。あの歳よりずっと前から魔法を使えるなんて。しかも・・・」
男性はそこで言葉を一度止めた。
さっきの自分と彼女との会話に出てきた言葉を、頭の中で反芻してみる。
そして、恐らくの段階だがわかった事実に苦笑した。
「北の街出身で白髪で氷の魔法を操る──まさか、ね」
彼の呟きは小さく、すぐに大通りの賑やかさに掻き消された。
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