第二章 巨大怪人、鎮守府ニ侵攻ス
第15話 結ばれる友情
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うして、会いにきてくれて」
「……」
「私……信じるよ。あなたのこと、信じてみる。だから……今からでも、一緒に戦わせて、くれますか?」
喉の奥から絞り出すような、か細い声。だが、サダトに気持ちを伝えるにはそれでも十二分であった。
彼は再び比叡の近くまで歩み寄り、右手を差し出す。
「こちらこそ。――改めて、よろしくな。比叡」
その手を見遣り、比叡はようやく。
心からの笑顔を。いつものような、溌剌とした笑顔を。
「……うん。よろしくね、南雲君っ!」
取り戻したのだった。
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