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仮面ライダーAP
第二章 巨大怪人、鎮守府ニ侵攻ス
第7話 広がる災厄
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EUR! A! P! SHERRY!? COCKTAIL! LIQUEUR! A! P!』
「変身ッ!」
『AP! DIGESTIF IN THE DREAM!!』

 そして素早くレバーを倒し、ワインボトルの紅いエネルギーを漆黒の外骨格へ循環させ――仮面ライダーAPへと変身する。

「お、おい! 仮面ライダーじゃないか!? あれ!」
「本当か!? ライダーが来てくれたのかっ!?」

 その光景を見つけた231便の人々は、仮面ライダーが現れたことに歓声を上げるのだった。

「ハ……ッ、ハァッ……!」

 ――すでに彼が、半死半生の身であることも知らずに。

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