第22話 平和の国へ
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造や操縦方法は試作機と同じだろうからな。」
シモンズ
「…」
光輝
「ただ、それだけでは問題は解決しない。
ナチュラルとコーディネイターでは反応速度が違う。
そこでエクリプス社と別組織であるL.A.I社が、ブラックボックスで技術提供を行う。
・量子コンピュータと間接思考制御
・機体制御に超電導モータやターボ型油圧ポンプに替わる、電磁伸縮炭素帯(カーボニック・アクチュエーター)
・動力源にバッテリーに替わる熱核タービンエンジン
・装甲素材にPS装甲に替わる軽量なフェイズシフト装甲」
カガリ
「それモビルスーツと別物だろう!」
光輝
「カガリは既に体験済みだよ。」
キラ
「バルキリーの基本システムですね。」
シモンズ
「納得したは。それでバルキリーの機動力がモビルスーツを凌駕していたのね。」
光輝
「モビルスーツは近接戦闘を主眼に置いた、戦車の発展形に過ぎない。
バルキリーは遠距離攻撃を主眼に置いた戦闘機の発展形だ。
戦車では戦闘機を上回れない。
M1アストレイは宇宙専用として開発して貰い、ザフト軍を誤魔化す。
大気圏内用はバルキリー VF-0 フェニックスを元に開発して貰う。
VF-0 フェニックスの情報は地球軍とザフト軍にリークして、
宇宙での戦闘では役に立たない、ミスリルのモノマネの、ただの高価な戦闘機と思わせる。
地球軍とザフト軍には、しばらくモビルスーツ主義と思わせる様にミスリードしていく。」
カガリ
「あははは…、相変わらず酷いな、お前!」
光輝
「ミスリルは所詮、パイロットの腕と小手先に長けた戦術。
そんな傭兵部隊と思わせないとね。
ミスリルの戦力で、この戦争の早期終結は可能だ。
しかし、与えられた平和では意味がない。
自分達の手で掴み取った平和でないと意味がないのだ。」
キラ
(自分達の手で掴み取った平和…)
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