第22話 平和の国へ
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中は、
戦場でどれほどの兵が死んでいるかを、数字でしか知らん!」
〜〜回想終了〜〜
マリュー
「くっ!」
ウズミ
「ともあれ、こちらも貴君らを入国させた最大の訳のお話せねばならん。
ストライクのこれまでの戦闘データと、パイロットであるコーディネイター、
キラ・ヤマトのモルゲンレーテへの技術協力を我が国は希望している。」
マリュー、ナタル
「ぁぁ…」
ウズミ
「叶えば、こちらもかなりの便宜を、貴艦に図れることとなろう。」
マリュー
「ウズミ様、それは…。」
光輝
「それについては、大丈夫です。
本来、試験運用データは開発元にフィードバックします。
地球軍の機密を除いて、提供しても契約上の問題はありません。
足りない部分はミスリルの戦闘分析データを提供します。」
Sideout
Side マリュー・ラミアス
フラガ
「あいつは商法にも詳しいのかよ。」
マリュー
「正論ね。試験運用データを含めての共同開発である以上、最低限のフィードバックは必要でしょう。
それにこちらも問題点の分析をコウキさんから受けている以上、断れないわね。」
ナタル
「地球軍の方が恩恵を受けています。」
フラガ
「またボウズには、悪いけどな。」
マリュー
「それが…、アフリカでモビルスーツにこもって作業していたのは、
技術協力の為に、ナチュラル用のOSを開発してたらしいの。」
フラガ
「あいつ、アフリカに降りた時から、こうなる事を予想していたのか?」
マリュー
「ハァ…。」
Sideout
Side エリカ・シモンズ
キラ
「ここって…」
シモンズ
「ここならストライクの完璧な修理が出来るわよ。いわば、お母さんの実家みたいなもんだから。
こっち、貴方に見て貰いたいのは?」
キラ
「あっ…、これ…?」
シモンズ
「そう驚くこともないでしょ?貴方もヘリオポリスでストライクを見たんだから。」
カガリ
「これが中立国オーブという国の、本当の姿だ。」
キラ
「カガリ!」
シモンズ
「これはM1アストレイ。モルゲンレーテ社製のオーブ軍の機体よ。」
キラ
「これを、オーブはどうするつもりなんですか?」
シモンズ
「どうって?」
カガリ
「これはオーブの守りだ。
お前も知っているだろ?
オーブは他国を侵略しない。他国の侵略を許さない。そして、他国の争いに介入しない。
その意志を貫く為の力さ。」
キラ
「ぁぁ…」
カガリ
「オーブはそういう国だ。いや、そういう国のはずだった。サハク家が裏切るまではな。」
キラ
「え?」
シモンズ
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