第21話 三人だけの戦争
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ニー崩壊のリスクもあった。君達はそこまで考えて戦っていない。」
アスラン
「そっそれは…。」
光輝
「政府による情報のすり替えが行わている。
政府は民衆に正しい情報を伝えていない。
誤解しないで欲しい。ナチュラルとコーディネイターは関係ない。
戦っているのは政府であって、政府がコントロールしている軍なのだよ。
一般兵はそれぞれ国を守るため、戦っている。
何と戦うべきなのか難しい。ラクス・クライン嬢はそれを知っている。
彼女は平和の歌を歌う事で、彼女なりの戦いをしているんだ。」
アスラン
「…」
カガリ
「…」
光輝
「この戦争で多くの罪なき人々が死んでいる。
その禍根は戦争終結しても残る。
君達、若い世代に引き継がれている。」
〜〜アスラン回想〜〜
ラクス
「何と戦わねばならないのか、 戦争は難しいですわね。」
〜〜回想終了〜〜
光輝
「君達の戦いは、この戦争では終わらない。
ゆっくり時間をかけて考えるといい。
明日の朝は早い。今はゆっくりと眠るがいいよ。」
Sideout
Side カガリ・ユラ・アスハ
ニコル
「ア…ラン…アスラン…こえますか…応答…がいます…」
アスラン
「ニコルか?」
ニコル
「アスラン!よか…た…今電波から位置を…」
カガリ
「どうした?」
アスラン
「無線が回復した!」
カガリ
「え!…え?」
光輝
「アスラン、良かったな。仲間が助けに来たようだね。
カガリ、私達もアークエンジェルに戻ろうか?」
アスラン
「貴方達は僕を置いて、先に戻れたのじゃないのですか?」
光輝
「夜間飛行は危ないからね。
それに君達ともゆっくり話がしたかった。
君達はこの戦争が始まって以来、心の底から笑っていないのじゃないか?
キラ君はオーブで降ろす。
彼がどの様な選択をしようとな。
今度、会う時は戦場だ。生き延びろよ少年。」
アスラン
「貴方は変わった人だ。あははは…。」
光輝
「カガリ、行くぞ。」
カガリ
「あぁ。…じゃ。」
アスラン
「お前、地球軍じゃないんだな?」
カガリ
「違うー!」
アスラン
(…軍人でもないくせに、みんな…)
光輝とカガリはアスランと別れ、バルキリーへ向かった。
光輝
「楽しめたか、それに現状が少しは理解出来たか?」
カガリ
「うん、ありがとう。
私達の為に時間を取って貰って。」
光輝
「アスランとも話がしたかった。
アスランの輸送機が何故単独飛行してたか分かるか?
航法機材のトラブルだ。ミスリルがやった。
これを知ったらアスランは怒るかな?」
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