第21話 三人だけの戦争
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とリールを巻くんだ。
大物を釣り上げたら腕によりをかけて料理をしてやるぞ!」
カガリ
「アスランに負けない大物を釣るぞ!」
アスラン
「僕も負けないぞ!」
光輝
「釣りは運の要素が大きい。
どんなに上手い釣り人でも釣れない時は釣れないものさ。」
カガリ
「あっ大きいぞ!」
アスラン
「こっちもだ。」
二人してリールを巻き上げる。
流石に大物であって、カガリは体を海に引っ張られる。
そこは光輝が手を貸した。
アスラン
「やった、大物だ!」
カガリ
「うっ、重い。…ハァ…ハァ…」
光輝
「カガリ、そのまま魚を手前に寄せるんだ。
私が網で掬い上げる。
よっし、大物ゲットだぜ。」
光輝はアスランとカガリにハイタッチする。
カガリはアスランにハイタッチした。
カガリ
「…ハァ…ハァ…。
釣れた。」
光輝
「カガリ、よく頑張ったなぁ。
偉いぞ、記念に魚拓を取ろうか。」
カガリ
「魚拓?」
光輝
「魚拓は、魚に墨を塗って、紙に写し取るんだ。
写真だと比較対象がないと大きさが分かりずらい。
まぁ、百聞は一見に如かずと言うだろう。見ていれば分かる。」
光輝はアスランとカガリの魚の魚拓を取った。
光輝
「これからは料理人の仕事だ。」
光輝は魚を海水で洗い流すと、その場で活け締めにする。
3人で釣った魚をキャンプ地に運ぶ。
アスラン
「何か手伝いましょうか?」
光輝
「男子たる者厨房に入るべからず。
は冗談だが、二人とも自炊した事ないじゃないか?」
アスラン、カガリ
(ギク。)
光輝
「この温室栽培ども!
ここはプロの料理人に任せて、そこの空いたテーブルで、
さっきの魚拓に目とサインを入れ、日付も入れるんだ。それで完成だ。
乾かす時は洞窟の中で、広げて置くといい。風も吹き込まない。」
カガリ
「プロなのか?」
光輝
「管理栄養士の資格も持っている。
ミスリルのレーション開発も監修を手伝っている。」
Sideout
Side マリュー・ラミアス
マリュー
「さっきコウキさんからの定時連絡があったわ。
アークエンジェルの追撃は、クルーゼ隊ですって。」
フラガ
「クルーゼが…。」
マリュー
「あぁ、それがチョット違うみたい。
隊長は地球に降りて来ているみただけれど。
追撃はクルーゼ隊の赤服の4人だけらしいの。
イージス、デュエル、バスター、ブリッツの強奪された4機。」
フラガ
「この艦には疫病神が乗っているに違いない。」
マリュー
「あははは…。
でも現場海域に留まらなくて正解よ。
中継地
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