暁 〜小説投稿サイト〜
エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第21話 三人だけの戦争
[2/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
達に出来るのは信じる事です。」

マリュー
(あれ?ナタルはこんな性格ではなかったわよね)

フラガ
(コウキの信仰主教か)

マリューとフラガは目で会話する。

マリュー
(ハルバートン提督、アークエンジェルはアラスカに向かっている筈ですよね)

マリューは遠き月いるハルバートン提督に問いかけるのであった。

キサカ
「…ハァ。」
(カガリは人の言う事を聞かなかったけれど、コウキの言う事は素直に聞く。
ウズミ様、お嬢様が遠くへ感じられます)

Sideout



Side アスラン・ザラ

アスラン
(地球軍の兵士?まさかさっきのパイロットか?)

光輝がアスランの背後から襲う。
アスランがカガリに気を取られている隙に近付いたのだ。

アスラン
「あ!」

アスランが気付いた時には銃を蹴り飛ばされた後だった。
アスランからは光輝の顔がバイザーで隠されて見えない。
アスランは一歩で光輝から離れて、屈んで靴から折り畳み式の短剣を取り出す。
その間、光輝は手を出さない。それどころかアスランを挑発するように手招きをする。

アスラン
「バカにしてー!?」

アスランは容赦なく光輝を襲う。
光輝は相手を指導するように、急所に触れただけで攻撃をしない。
何回となくそんな攻防続く。

アスラン
「ハァ…ハァ…ハァ…」

アスランは息を整える為に一端、距離を置く。

アスラン
「くっそー!」

アスランはスピードを乗せて、短剣を鋭く突いた。

アスラン
「ぐっ!」

アスランが気付いた時は砂浜で、夕暮れの空を見上げていた。
光輝はヘルメットを脱ぐ。

光輝
「はい、お疲れ様。それとお久ー。
クライン邸で会って以来だね。
カガリもういいぞ!こっちに来て!」

光輝が右手を大きく振ってカガリを呼ぶ。
アスランは光輝の左手の指先に挟まれている短剣を見て気付いた。
短剣を受け止められ、投げられた事に。

アスラン
「…ハァ。」

光輝は短剣を蹴り飛ばした銃の所に放り投げた。
短剣は弧を描いて銃の引き金の枠にスッポリと入った。
カガリは崖を降りて来て、ヘルメットを脱いで光輝の元へ走り寄る。

カガリ
「ハァハァ…。
いつ見ても凄いね。
あの相手に触れるのキラ相手にやっている奴だよね。」

アスラン
「キラ…?」

光輝
「紹介するよ。
アスラン、ほら起き上がって。」

光輝はアスランに右手を差し出し、引っ張り上げる。

光輝
「こっちがカガリ。
そして彼はキラの幼馴染のアスランだ。
キラが言うには生真面目で優しいそうだ。
私はそれにプラスして女性との付き合いが下手で、
曲がった事が嫌い、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ