暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十話 アスカの興味と必殺技
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普段の訓練では、じっくりとアスカさんの防御魔法を見ている時間がなかったし、このまま寝てしまうのは、なんだか勿体ないと思った。
「起きれなくても知らないぞ」
そう言ったアスカさんの顔は、どこか嬉しそうだった。
《マスター、時間です》
ラピが終わりの時間を教えてくれた。
「おっし。じゃあ仕上げだ」
アスカさんはそう言って両手を夜空に向かって突き出す。
「魔力回路、最大加速!」
次の瞬間、沢山の……本当に沢山のバリアやシールドが夜空に浮かび上がった。
「わぁ…」
その光景に、ボクは目を奪われた。
「すごい…綺麗だ」
白い魔力光のバリアが周囲を明るく照らす。
一色だけの光なのに、とても暖かく、綺麗に感じた。
バリアはすぐに消えてしまう。ちょっと残念だな。
「さて、帰って寝るぞ。二人そろって寝坊じゃカッコつかないからな」
星明かりがアスカさんの笑顔を照らし出そている。
「はい!」
たぶん、ボクも笑っていると思う。
こういう訓練を毎日、出来るときにやってるんだ。
それを誰にも言わないで、当たり前のように。
ボクはアスカさんと秘密を共有したような気になって、なんだか嬉しくなった。
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いつも閲覧していただき、ありがとうございます。
これからも読んでいただけるよう、頑張ります。
今回は1日の出来事を2本立てでやってみました。
前半は、必殺技を忘れたアスカがなのはに助けを求める話でしたが、
ここのカギは、フォワードメンバーの魔法を覚えようとしているところですね。
物語の中盤から後半にかけてここのフラグを回収します。
後半はエリオがアスカの秘密特訓を見る話でした。
バカやってるようで、地味に努力しているアスカを描きたかったんですが、上手くいったでしょうか?
うちの主人公は必殺技を度忘れします。
さて、次回からティアナのネガティブキャンペーンが始まります。
正直、飛ばしたいんですよ。ここの話は。
下書きしている時に、辛すぎてしばらく小説書かなくなったぐらいですし。文章も下手ですし。
ティアナとアスカが衝突しまくります。模擬戦(魔王降臨編)までネガティブキャンペーンが続きます。
多分、長文になると思いますので、ご容赦願います。
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