第19話 紅に染まらなかった海
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マリュー
「あれ、海中で爆発したわよ?」
光輝
「偽装の為、別の魚雷を爆発させている。
ザフト軍はモビルスーツ運用を誤っている。
海中では水の抵抗が大きく。
手や足をつける意味が分からん。抵抗が増えるだけだ。
水陸両用なら意味があるかもしれないが。
上陸作戦は空中用にディンがある。
海中では航続距離が短くても、隠密性と高速な潜水攻撃艇が優っている。
コストパフォーマンスでも余分な機能はいらないし。
開発者は宇宙にいて、現場の声が届かないのかな。」
マリュー
「そうよね…。
操縦も複雑だろうし…。
せめて海上から敵施設破壊するしか思いつかない。」
カガリ
『コウキ見てたか、ディンを一機撃墜させたぞ。』
光輝
「カガリ見てたぞ。凄いな!
初めて、バルキリーの実戦で一機撃墜させるとは、驚いたよ。」
カガリ
『やったぞ!帰投する。』
マリュー
「コウキのバルキリーって、自動照準よね。」
光輝
「しぃー、カガリには内緒だ。
あの娘は褒めると伸びるタイプだ。」
「「…」」
Sideout
Side ニコル・アマルフィ
ニコル
「では!」
ユーリ・アマルフィ
「うん…。」
ロミナ・アマルフィ
「今度も無事で…。」
ニコル
「はい。行って参ります。」
ニコルは両親と別れの挨拶をし家を出た。
アスラン
「ニコル!」
ニコル
「あー、アスラン!この間は、ありがとうございました。」
アスラン
「いやぁ、いいコンサートだったね。」
ニコル
「ラクス・クライン嬢の飛び入り参加には驚きましたが。
僕の演奏中、寝てませんでした?」
アスラン
「ぇ…そ、そんなことはないよ。」
ニコル
「ほんとは、もっとちゃんとしたのをやりたいんですけどね。」
アスラン
「今はなぁ…、このオペレーション・スピットブレイクが終われば、情勢も変わるだろうから。」
ニコル
「ですね。でも、今回はけっこうゆっくり出来ましたね。」
アスラン
「ああ。」
ニコル
「僕、降下作戦初めてなんです。」
アスラン
「俺だってそうだよ。」
ニコル
「あ、そうか。」
Sideout
プラントから一隻のナスカ級が出立した。
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