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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic16公開意見陳述会に向けて〜We’re all set〜
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おこうかと・・・。ルシルさんともう一度会って、お礼を伝える。それが今日の目的の1つでもあるんです。お母さんに言って代わってもらったくらいですし」
そう言って照れ笑いを浮かべるラグナ。ラグナやヴァイスにとってもルシルは恩人だからね。そんなラグナの表情を見て、「ルシルだけはやめとけ。勝ち目はねぇから」ヴァイスはそう言ってラグナの肩を優しく叩いた。するとラグナは顔を真っ赤にして、「ち、違うもん!」否定した。
「ライバルは全員すげぇ強ぇぞ。10年来の幼馴染の八神部隊長と教会騎士のシャルさん。同じく教会騎士の騎士トリシュタン。シャルさんと騎士トリシュタンは良家のお嬢さまで、八神部隊長は同じ家に住んでたこともあるって言うしな〜。あー、ホント羨ましいぜ」
「だから違うもん! た、確かにルシルさんのことは格好良いな〜、こうゆう人がお兄ちゃんなら友達に自慢できるな〜、って思ってるけど!」
「え? 今、俺・・・ディスられた?」
「だからお兄ちゃんが思ってるような好きじゃないもん!」
「へいへい。判ったからそんなにキレんなよ」
お手上げポーズをしたヴァイスに対して「もう!」ラグナはプンプン頬を膨らませる。とりあえず「ルシルに連絡してみるわ」ラグナと面会できるように取り図ろうとした時・・・
「きゃぁぁぁぁ♪」
「わぁぁ〜〜い♪」
どこからともなくそんな歓声が聞こえてきて、声の出所である寮のある方へと目をやる。その直後・・・
「ひゃぁぁぁぁ♪」「ゴー、ゴー!」
「アレクサンドロス・・・!」
隊舎の陰から巨大な黒馬アレクサンドロスが飛び出してきた。鞍に跨ってるのは主であるクラリス、それにヴィヴィオとフォルセティ。子供2人は手綱を握るクラリスの前に座っていて、満面の笑顔で歓声を上げてるわ。その後ろにはアリシア、それに狼形態のザフィーラが駆けて来てた。
「あ、ラグナだ」
あたし達のところに来て、クラリスがラグナに気付いたことでアレクサンドロスを止めて地面に降り立った。ラグナは「クラリスさん!?」も居るとは思わなかったようで、すごく驚いて見せた。
「ん。久しぶり。大きくなったね、ラグナ」
「はいっ。お久しぶりです! その節は本当にお世話になりました。わたしも、友達も、みんな元気でやってます!」
「うん、それは良かった」
クラリスも、あたしと一緒に人質事件を起こした犯人の逮捕に参加した。犯人の逮捕数で言えばクラリスの方が多い。というより重傷者を出した数ね。クラリスの攻撃を受けた犯人はもれなくどこか骨折していたし。
「知らない子が居る」
遅れてやって来たアリシアがラグナを見てそう言ったから、ヴァイスが「アリシアさん、ザフィーラの旦那。コイツは俺の妹で・・・」そう前置きして
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