第17話 おだやかな日に
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
を助けた彼の言葉を信じる。
その上で、私は評議会の議員を辞め、次期議長候補から降りる。
アイリーン・カナーバ、私の後を頼む。」
アイリーン・カナーバ
「…分かりました。
クライン議長の志を受け継ぎます。」
突然のクライン議長の辞任表明で、ザラ派はクラインを責める事も出来ない。
Sideout
Side ラウ・ル・クルーゼ
クルーゼ
「う…う…うぁ…うむ…たぁ…くっそー…」
クルーゼは薬のカプセルを掴み口に入れる。
そこに電話の呼び出し音が鳴る。
クルーゼ
「クルーゼです。」
ザラ
「私だ。」
クルーゼ
「これはザラ委員長閣下。このお時間ではまだ評議会の最中では?」
ザラ
「こちらの案件は通った。まだ2,3あるが。
終わったら、夜にでも君と細かい話がしたい。どうかね?」
クルーゼ
「分かりました。お伺い致します。」
ザラ
「わっはっは。我等が本気になれば、地球など。だな。」
クルーゼ
「う…うぅ…う…
ふ…せいぜい思い上がれよ…パトリック・ザラ…。」
Sideout
Side アスラン・ザラ
スカイ
「コウキ、クル。」
ラクス
「まあ、本当ですの。」
アスラン
「ハロは意味のある言葉を話せませんよ。」
ラクス
「これは貴方に頂いたハロではありませんよ。
私を助けて下さった。
コウキ様から頂いたハロです。」
メリッサ・マオ
「コウキ様が御出でになりました。」
光輝
「お久し振りです。ラクス嬢。」
ラクス
「はい、お久し振りです。コウキ様。」
スカイ
「ハロハロ、コウキゲンキ!」
光輝
「スカイ、ラクス嬢の事は頼む。」
スカイ
「タノマレタ!」
光輝
「君がアスラン・ザラ君だね。キラから聞いているよ。
キラも元気でやっている。生真面目過ぎるが。
キラは地球軍ではない。よってアラスカには連れて行かないよ。
もし君がアークエンジェルを追って来ても、その時は私が相手になる。
君も友人とは戦いたくない筈だ。
私は地球に戻らなければならない。
ラクス嬢また今度、遊びに来るよ。」
ラクス
「その時をお待ちしています。」
光輝は出口に向かって歩いて行った。
アスラン
「…」
ラクス
「コウキ様は何時も平和になる事だけを願っています。」
スカイ
「テレビ、テレビ。」
ラクス
「あらまあ、何ですの?」
スカイの目から空間に浮かび上がって、TV放送が表示される。
そこには光輝の言っていた遺伝子操作の論文とミスリルの事が流れている。
「「…」」
・・・
ラクス
「残
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ